数少ない友人なのに……アンジーがブラピに「結婚式にタランティーノを呼ぶな!」
「(ブラッドは)大きな塊のハッシシ(大麻樹脂)をドンと出して、ナイフでざっくり切り分けてた。まるで映画のワンシーンのようだった」「パイプは? と聞いたら、冷蔵庫からコーラの缶を出して、投げてよこしたんだ。缶をどうやって使うのか、わかんなかったよ」とよき思い出として語ったタランティーノだが、子どもたちがいる家に大麻を隠し持ち吸ったこと、アンジェリーナが双子を出産した前後の出来事であることから、ブラッドに対する風当たりは強くなった。そんなタランティーノ監督を、アンジェリーナが毛嫌いしたとしても不思議ではない。
ブラッドとジョナは、11年に公開された『マネーボール』で共演しており、こちらも世界的にヒット。ジョナには薬物依存などのスキャンダルはないが、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(07)の印象があまりにも強烈で、一般的に“四六時中ムラムラしているキモいデブ”というイメージを持つファンも少なくない。日本食で減量に成功したものの、キモい雰囲気は健在で、アンジェリーナはブラッドのイメージダウンになると思ったのかもしれない。
同じく、『マネーボール』でブラッドと出演したフィリップ・シーモアは、先日、重度のヘロイン依存症だったことを告白したばかり。彼はアルコールや薬漬けの日々を送っていたが、22歳の時にリハビリ治療を受けた。長年スッパリと断ち切っていたが、1年ほど前から再び薬に手を出してしまったとのこと。ブラッドも、若い頃に薬物に手を出したことを告白しており、アンジェリーナは、フィリップ・シーモアのように依存性の高い薬に手を出してしまうのではと危惧したのかもしれない。
美しいものを愛するイメージが強いアンジェリーナ。愛する子どもたちも楽しみにしている結婚式に、外見も中身もイマイチ美しくないタランティーノ、ジョナ、フィリップに、来て欲しくないという気持ちもあるのかもしれない。しかし、人の顔が覚えられず、友人がすごく少ないと明かしているブラッドを思うと、多少譲歩の余地があるのではと思わずにはいられない。