ある意味オマケ?

AKB48ファンの囲い込みに利用された!? 滝川クリステル年内結婚報道の裏側

2013/06/13 11:45
koisururiyuu.jpg
『恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方』/講談社

 10日付の日刊スポーツの一面で、突如報じられた人気フリーアナウンサー・滝川クリステルと、世界的に活躍する指揮者・小澤征爾の息子で俳優の小澤征悦の「年内結婚」報道。しかし、すぐさま滝クリの事務所が「そのような報告はまったく受けていませんし、予定もございません」と否定した。

 そもそもこの話題、今回の報道が初めてではない。結婚報道こそ初めてであるものの、いわゆるスクープでもなければ、特ダネでもない。

「2人の熱愛が最初に報道されたのは、今から4年前の冬。その半年ほど前には、つい最近まで“三角関係”が報じられていた女優・杏との交際報道もありました。以降、今まで、どちらかというと杏が小澤との結婚に有利という見方で報じるマスコミが多かったです」(週刊誌芸能デスク)

 だが、急転直下で滝川が一気に結婚に有利な立場に。「つい先日、飲食店で滝クリと小澤が、『報道はもう気にしない』という交際宣言にも取れる旨の話を店員にしていたと報道されました。しかし、もう何年も滝クリと杏との間を行ったり来たりしている小澤だけに、芸能マスコミは様子を見張っていたんです。それからそう日数がたたないうちに、日刊スポーツの結婚報道があったので、かなり驚きましたね」(同)という。

 また、別のベテラン芸能ライターは、「日刊スポーツの記事を読む限り、確かな情報筋からの話ではあると思うが……」と断った上で、「見出しの『滝クリ結婚へ』の“へ”には、何とも無理矢理感が伝わってきました(笑)」と指摘する。

「この記事の出た10日は、スポーツ紙が駅やコンビニでしか買えない『新聞休刊日』。今は予算や人員の削減でなくなりましたが、数年前までは、年に何度かあるこの休刊日を狙って、各紙が競って特ダネを載せる風潮があったんです。今回の滝クリ結婚報道は、久々に新聞休刊日にでかいネタをと、デスクが見切り発車的にGOサインを出したのではないでしょうか」(同)


 さらに今回の報道は、選抜総選挙の記事目当てにスポーツ紙を買い求める、AKB48ファンの囲い込み目的もあったという。

「日刊スポーツは、AKB48の公式新聞を発行していることで有名な媒体。同日は他紙同様、選抜総選挙で1位になった指原莉乃のインタビューが載っていました。ただ、これだけだと他紙との差が出ません。少しでもお得感を出すために、『うちはAKB48だけじゃない!』『ほかにも大きなネタが載っている』とアピールしたかっただけでは。それに利用されたのが、滝クリだったというわけです」(同)

 大スクープだった滝クリと小澤のゴールインは、まだ当分ないのかもしれない。

最終更新:2013/06/13 11:45
『恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方』
「今なら特別! 滝クリマル秘ネタもつけちゃう!」って感じ?