柴咲コウ主演『ガリレオ』スピンオフ、吉高由里子が脚本にクレームを入れた理由
初回視聴率で今期最高の22.6%、現在まで平均20%以上をキープする絶好調のドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)だが、いまだにヒロイン交代劇の余波は続いているようだ。前作までヒロイン・内海薫を務めていた柴咲コウが、今作の第1回でバトンタッチする形で、ヒロイン役を吉高由里子とチェンジした。
「各報道では『柴咲が傲慢にオファーを断った』として、柴咲VS吉高の確執がささやかれていました。中には『柴咲が吉高の枕営業を暴露した』といったものまでありましたが、実情はそこまでの“泥沼交代劇”はありませんでした。柴咲側が『スケジュールの都合で撮影時間を作ることが難しい』と降板を申し入れたのは事実のようですが、今回の交代について、両者をめぐる確執が現在まで尾を引いていることはないようです」(芸能プロ関係者)
ドラマの主題歌は柴咲が担当していることからもわかるように、報道されているほど、両者の関係は険悪ではなかったという。しかし今月22日に放送される柴咲主演のスピンオフ作品『ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ』については、両者の間でトラブルがあったようだ。
「スピンオフ作品には、柴咲だけでなく、主演の福山雅治、吉高、北村一輝ら『ガリレオ』のメーンキャストが勢揃いする内容で、福山に関してはほぼ準主演の扱いでした。しかしこの脚本に吉高がかみつき、『自分の都合で降板したくせに、福山が全面的に出演するのはおかしい』と、フジサイドにクレームを入れたんです」(週刊誌記者)
良好な関係が続いていたはずだった柴咲と吉高だが、この一件で状況は一変。フジサイドもこの要求についてさまざまな検討を行ったが、結果として吉高の意見が採用される形になってしまったという。
「吉高は福山と同じ事務所ということもあり、結局フジサイドは吉高の要求をのむことになりました。実際に企画の段階と比べて、福山の出番は大幅に削られてしまったそうです」
『ガリレオ』や福山ファンにとっては、少々残念な結果になってしまったスピンオフ作品。柴咲VS吉高のいざこざは、今後どこまで波紋を呼ぶのだろうか?