LiLiCo“キレキャラ”に悩み中、「まるでいつかの小倉優子状態!?」
親しみやすいキャラで人気の映画コメンテーター・LiLiCo。ここ半年ほどで一気にブレイクし、今や各番組に引っ張りだこなのだが、その裏で人知れず、今後の芸能活動に悩んでいるという。
1992年、歌手として芸能界に足を踏み入れるも、鳴かず飛ばずだったLiLiCo。その後、ナレーター業などで食いつなぐも、一時はホームレス生活を続けるほど生活は困窮した。
「一緒に独立した人間にお金を持ち逃げされ、車が住まいという状況が続いた。当時はとても大変だったと思いますが、実はこのエピソードがあるからこそ、著書『ホームレス中学生』(幻冬舎)で貧困ぶりを明かした麒麟・田村裕に続く“貧困ネタを持つタレント”枠として、各バラエティ番組やトーク番組に呼ばれるきっかけとなりました」(中堅放送作家)
LiLiCoが芸能界で頭角を現したのは、ご長寿情報番組『王様のブランチ』(TBS系)の映画、DVDコーナーを仕切りだしてからだ。
「日本語のほか、スウェーデン語、英語、ドイツ語、スペイン語など語学が堪能なため、通訳なしで海外の大物スターへのインタビューもしっかりできるのは大きな強み。なおかつ、コメントも的確にできるのは、日ごろの努力のたまものでしょう」(同)
最近はバラエティ番組などで引っ張りだこになり、より顔と名前が世間から知られるようになったが、本人が悩んでいるのはその「ブレイク理由」にあるようだ。
「映画コメンテーターとしてなら、本人もうれしいのでしょうが、特に最近のトーク番組では“キレキャラ”としての需要が高まっています。下積み期間も長く、サービス精神旺盛なLiLiCoなので、本人もできるだけそれに応えようとする半面、『このままでいいのか……』と、かなり悩んでいる。かつて『こりん星』発言でブレイクした小倉優子と同じように、素とキャラクターのギャップに葛藤しているというわけです。この状況が続いて、心身ともに疲れ果てなければいいのですが」(芸能関係者)
いつの時代も「素とキャラクターのギャップ」に悩むタレントはいる。LiLiCoにとっては今、そんな芸能界特有の“洗礼”の真っただ中なのかもしれない――。