森公美子の“ロングブレス”発言が気づかせたダイエット業界のタブー
今、最もホットな芸能ネタ。それが矢口真里を巡る騒動だろう。浮気現場を夫に押さえられてしまった元アイドル・矢口の別居→スピード離婚劇。これは芸能史上においてセンセーショナルな事件として後世に残るに違いない。インパクトのせいか、矢口自身もその後レギュラー番組を次々と降板し、「芸能界休養」「引退」まで囁かれる事態に発展してしまった。当然、女性週刊誌も全誌ともに矢口ネタを取り上げている。浮気の一部始終をスクープした「週女」は慰謝料などその後の経過を、別居スクープの「セブン」は同じく慰謝料の話題に加え、前夫・中村昌也のDVを匂わすような内容である。
そんな中、世間の“妻の不倫・離婚”にまで考察を広げたのが「自身」だ。なんでもかつて9対1ほどだった浮気の男女比は、最近では7対3くらいに急上昇。その理由は性に対する考えが多様になってきて「セックスをスポーツと同じだと考える女性も増えてきている」(「家族ラボ」池内ひろ美)からだという。いかにも「自身」らしいコメントだが、さらに「自身」の矛先は過去不倫報道がなされた女性芸能人に向いていく。雛形あきこ、高岡早紀、里谷多英、だいたひかる、上原さくら――。最近の上原さくらはさておき、以前の浮気過去を蒸し返された彼女たち。どんだとばっちりである。
だが圧巻なのは、世間から総攻撃を受けている矢口を堂々擁護する作家・岩井志麻子のコメントだろう。エロ作家として名高い岩井だが、「人間は浮気をする動物」であり、自身も夫と双方、不倫をすることを前提に結婚生活を送っていること、不倫相手との行為の最中に、夫の浮気相手から無言電話で警戒されたことなどを披露し、「芸能人にモラルを求めても無理」と矢口にエールを送ったのだ。さすがは岩井先生(笑)。同感とまでは言わないが、男の浮気に寛容で、女性のそれを厳しく糾弾するといった構造には違和感を感じていただけに、ナイスなコメント、女性週刊誌らしいナイスな人選でもあった。
漏れ伝わってくる情報によれば、矢口自身「もう芸能界を引退したい」との意向らしい。だがそんなことで負けてどうする。浮気くらいで引退するな! 今回の騒動を糧に、そして今後の“不倫する女”のためにも、ここはひとつ開き直って踏ん張って欲しいと切に願う。
3位は矢口とは打って変わって“別れられない”女・西山茉希である。壮絶なDV、喧嘩、別れる別れないとスッタモンだの末のデキ婚だったが、案の定周囲の目は冷ややかなもの。さらにこの結婚は西山の大切な人間関係にも亀裂を生じさせているという。それが姉貴分として家族同然の付き合をしてきた山田優だ。なんでも復縁したことを山田に報告もせず、結婚・妊娠についても一斉メールで知らせただけ。そのため山田は怒りを通り越し、ショック状態になってしまったらしい。女の友情より男を選んだ女。結婚としたことと同様、こちらも深く後悔するに違いない。近い将来、きっと。