家庭を顧みず、男と旅行? ゲイ疑惑のジョン・トラボルタに離婚の危機
結婚生活22年になる、ジョン・トラボルタとケリー・プレストンに離婚の危機が訪れているというゴシップがヒートアップしている。ゲイ疑惑が晴れないのに、家庭を顧みず男性と旅するジョンにケリーがブチ切れ、もはや修復は不可能。220億円ともいわれる資産をどう分けるのかで激しい口論を繰り広げており、心労からケリーが倒れてしまったという情報まで流れている。
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』でセックスシンボルとして一世を風靡したジョンは、ジョージ・クルーニーやチャーリー・シーンと交際してきたバツイチ女優のケリーと、1991年に結婚した。92年には長男ジェット、2000年には長女エラが誕生。幸せな家庭を築いた2人は、理想的なハリウッド・ファミリーと憧れられるようになった。
しかし、一方で、ジョンは本当は男が好きというウワサ、手の施しようのないほどハゲているというウワサに、カツラ・ヘアピースの着用疑惑があり、また一家が新興宗教サイエントロジーの敬虔な信者であることから、「偽りだらけの気味の悪い家族」と陰口を叩く者もいた。
09年1月に長男が発作を起こし16歳という若さで亡くなった後に、2人は彼が自閉症だったことを公表。ケリーは母乳育児していた時に抗生物質を服用していたことが、長男の発作の原因ではないかと苦しい胸のウチを明かし、夫婦で力を合わせてこの悲しみを乗り越えようとしていると涙ながらに語った。息子を亡くしたジョンとケリーに世間は深く同情したが、10年にケリーが47歳で妊娠したことを発表したときは、「長男の生まれ変わりを求めるあまりに、危険な高齢出産をしようとしている」と批判の声が上がった。
そして、12年5月にマッサージ師が、「施術中、ジョンからいきり立ったイチモツを見せられ、誘われた」とセクハラ訴訟を起こしたのを皮切りに、ジョンのゲイ疑惑が本格的に浮上。ジョンは、ケリーや子どもたちと一緒に行動し、家族の絆が固いとアピールすることで疑惑を打ち消そうとしたが、ゲイ・セクハラ問題は次々と浮上し、ゲイ疑惑を封印できずに苦しんだ。
ケリーはジョンを信じると公言したものの、独身時代にジョンと6年間交際していたというパイロットの男性がメディアに現れたり、今年1月にピューリッツァー賞作家である脚本家のローレンス・ライトが発売したサイエントロジーの暴露本の中でも「80年代前半に、ジョンがゲイのボーイフレンドとの愛を貫くため、脱会しようと試みたことがあった。その時、教会は、“お前がゲイだということを世間に公表するぞ”と脅した」という記述があり、ジョンがゲイであることは、間違いないとされている。
何が起こってもジョンに寄り添い家庭を守ってきたケリーだが、今年4月に新作テレビコメディの主役を演じることが決定。彼女がレギュラーな仕事をすることに強く反対したジョンと大ゲンカになり、夫婦の危機だと報じられた。米大手タブロイド紙「ナショナル・インクワイアラー」は、束縛するくせに家庭を顧みないジョンに、ケリーは憤りを感じていると伝え、ジョンが熱狂的な男性ファンと一緒に電車でテキサスからカリフォルニアまで旅したかと思ったら、1人でロスをドライブし、その後、高級腕時計のプロモーション活動をするためにニューヨークとオーランドに飛ぶという気ままな生活を送っていることを暴露した。
今回、ケリーがジョンに離婚を突きつけるのは時間の問題だと伝えたのも同紙であり、「ケリーとジョンの関係は、日を追うごとに悪化している」「4月の始めに、ジョンが末っ子のベンジャミンを強引にオーストラリアに連れて行った時は、なんとか力を振り絞って、彼に調子を合わせていたんです。でも、休暇を過ごすためにハワイに移った数日後に、ケリーは倒れてしまった」という消息筋の話を紹介。
「ケリーは友人に電話をし、離婚について、かなり切迫した状態であることを告白し、話を聞いてもらっていたんです」「友人が、“ジョンがもし本気でブチ切れたら、ベンジャミンとエラの親権を、何が何でも手に入れようとするんじゃないかしら”と言った瞬間、ケリーはパニックに陥って倒れてしまったんです」「号泣した彼女は、イスに崩れ落ち、嗚咽しながら、“もう我慢できない! 私がジョンのもとを去ったら、彼は確実に私を破壊するわ! 私の人生はもう終わったも同然よ!”と悲観していました」と、ケリーが相当苦しんでいることを伝えた。
続けて、「長年、ケリーの生活はジョンと子どもたちを中心に回っていました」「ジョンにゲイ疑惑が浮上したとき、ケリーはとても屈辱的な目に遭いました」「でも、ジョンは威張り散らす性格の亭主関白ですから。ケリーに対して、もし彼女が離婚を申請したら、怒りを炸裂させ、有能な弁護士団をつけて彼女を叩きのめすと明言したんです」とジョンがいかに傲慢なのかを暴露した。
また、「ケリーは、すでに不眠症に苦しんでいます。気分が落ち込み食事を取ることも忘れてしまうほどひどいんです」「ケリーは、長年ジョンを支えてきたんです。ゲイの密会も見ないふりをして。ゲイ・セクハラ訴訟騒動の時も彼と一緒に行動し、幸せな家族を演じてきたんです。それなのにと、打ちひしがれているんですよ」「ケリーのストレスはピークに達しています。メルトダウン寸前です。主演することになった『Keep Calm and Karey On』の撮影に集中していますが、これが終わったら、抜け殻状態になってしまうでしょうね」というコメントも掲載し、ケリーの健康にも被害が及んでいると報道。
消息筋は、同紙のインタビューを、「離婚は不気味に迫ってきています。これから先、ケリーの身に、もっと最悪なことが起こるでしょうね」という言葉で締めくくったとのこと。もし、2人が離婚したら、昨年のトム・クルーズ&ケイティ・ホームズに続くサイエントロジー・セレブ信者の破局となり、教会にとってもイメージダウンにつながりそうである。
ケリーが子どもたちと共に第二の人生を歩み、ジョンも開き直ってゲイやハゲであることをオープンにする日は、果たして来るのだろうか。続報に注目したい。