森公美子&柳原可奈子が告白、女性ぽちゃタレを狙う男・ゾマホン
5月19日に放送された『おしゃれイズム』(日本テレビ系)は、「ぽっちゃり美女SP!」として、森公美子と柳原可奈子の2人をゲストに迎えた。
冒頭から、スタジオセットの階段を寄り添いながら、「ヒザに悪い、ヒザに悪い!」(森)と、こわごわ降りてくる2人。今回はテーマ通り、2人による“ぽちゃタレ”ならではのトークを披露してくれるわけだが、まずは定番のグルメレポートの話題から。最近も1回のロケでご飯を9膳食べたという柳原。しかし、
「ロケでの食事はノーカウント」
と、びっくりするようなことを言うと、
「わかります、わかります」
と、隣でうなずく森。ぽちゃタレだからこそわかる“あるある”があるわけだ。「それぞれの店でちょっとずつ食べればいいじゃないか」と番組MCのくりぃむしちゅー・上田晋也がもっともなツッコミをするが、
「ダメよ、お店の人に失礼だもの」(柳原)
と反論。これが、ぽちゃタレにとっての正しい姿勢のようだ。
画面に<ぽっちゃりの悩みが連発!>というテロップが出され、ぽっちゃりだからこそわかる「あるあるネタ」が続々と繰り出される。例えば「イスを壊しがち」。そこから、柳原が「体重計の目盛り表示部分を踏んで割ってしまったことがある」といえば、モリクミも「割った」つながりで、飛行機のサービスで貸してもらった青竹踏み用の竹を、「踏んだ途端にバリーンって」割ってしまったと告白。
ぽちゃタレはネックレスを買うのもなかなか大変だそうで、普通の長さだと、付けた時にチョーカー状態または窒息状態になってしまうという。そういった人向けに、「延長チェーン」というものが販売されていることを、2人のおかげで知った。
ジェットコースターなど絶叫マシンに乗る時は、安全バーを彼女たちに合わせることになるので、隣に乗った人が標準体型だと隙間が生じてしまい、ぽっちゃりとしては気になるらしい。
「カーブになって、その人浮いたのを見て」(森)
と、「盛りすぎじゃないか?」というほどの話も飛び出したが、もともとトークがうまい2人だけに、聞いてる方も「いやいやいや、それはないでしょ!」というツッコミをせず、ただただ笑える空気感になるのはさすが。ネタの完成度が高い。
爆笑ぽっちゃりトークはまだまだ続く。ブラをつける時どうするのかという話題には、
「前でこうやってしめて、クルッと回すの」(森)
最近、大きめのサイズを取り扱う店が増えてきているという話題には、
「伊勢丹がスゴいんですよ。世界中で一番ですよ、あんなにサイズコーナーがあるのは」(森)
「初めて言えたんですよ、もう1サイズ小さいのありますかって」(柳原)
としゃべり倒し、ことごとく笑いを取っていくのだ。石塚英彦や渡辺徹など、男性ぽっちゃりタレントによる、自虐的かつ完成度の高いぽっちゃりネタは昔から定番だった。しかし、女性であるがゆえなのか、女性ぽちゃタレのこういうネタは、そういえばあまり聞いたことがない気もする。その分、新鮮なのだ。
そんな女性ぽちゃタレに聞いてみたいことと言えば、やはり恋の話題だろう。予想に違わず、ぽっちゃり美女は外国人に、
「モテますねぇ」(森)
とのこと。柳原も、コンビニバイトをしている時代、外国人男性に何度も「何時ニ終ワルノ、シフト」とナンパされることがあったという。そしてこの「外国人にモテる」という話題に、
「ゾマホンさんがイヤらしい目で見てきますよ」(柳原)
と、唐突にゾマホンの名前が登場。柳原はゾマホンに、「モリクミさんのようにキレイになれ」と言われるそうで、当のモリクミも、
「ボクね、一番タタタタタイプなんですよ」(森)
と言われると、モノマネ混じりに語った。なぜかオチに使われるゾマホンさん……。知られざる、新発見連続の“あるある”でした。
(太田サトル)