ベッカム引退よりも話題集中! ヴィクトリアがアップした1枚の写真の異変
世界一「白いブリーフ」が似合う男といっても過言ではない、元イングランド代表キャプテンのデビッド・ベッカムが、18日、所属するフランス1部リーグのパリ・サンジェルマンのホーム最終戦に出場。16日に現役引退を発表した彼にとって、実質的な引退試合となり、男泣きしながらピッチを去る姿が「美しすぎる」と賛美された。そんなデビッドを、セレブ感溢れる「最高におしゃれ」なサッカー選手にイメチェンした妻・ヴィクトリアは、彼が現役引退を表明した翌日、「みんな、ありがとう」という言葉と共に1枚の写真を公表。リラックスした夫婦のツーショットなのだが、「笑わないヴィクトリアが笑いかけている!」と別の意味で大きな話題となっている。
ロンドン北東部の下町、レイトンストーン出身で、「顔は良いが、汗臭くダサい」サッカー選手だったデビッドを、ソフトモヒカンヘアーやカジュアルファッションで、世界的なセックスシンボルへと大変身させた、ヴィクトリア。世界的な知名度を誇るスパイス・ガールズの元メンバーである彼女は、1997年にデビッドの猛アタックを受け止める形で交際をスタートさせ、99年にできちゃった結婚をし、次々と男児を出産。2011年には第4子となる待望の娘を出産し、イケメン夫を持つ妻、4人の子の母としてだけでなく、自分のファッションブランドを持つデザイナー/実業家としても活躍するスーパー兼業主婦として、世の女性の憧れの的となっている。
浮気騒動を起こしたこともあるが、デビッドは愛妻家として知られており、「自分の知らない世界を見せてくれる」と、ヴィクトリアにぞっこん。結婚して、もうすぐ15年になるが、今も彼女にベタ惚れで、夕食を作ったり、お風呂を用意するなど、尽くし続けていると伝えられている。また、彼は子煩悩としても知られており、3人の息子たちと仲良くサッカーをしたり、娘と一緒に外出する姿も頻繁に激写されている。イングランド、スペイン、米国、フランスと、4カ国でリーグ制覇を達成するという快挙を成し遂げたデビッドは、「現役引退後は、家族との時間を楽しみたい」と発言しており、これまで以上にファミリーマンになる決心を固めている。
ヴィクトリアのTwitterより
そんな夫の現役引退発表を受けて、ヴィクトリアは17日、Twitterに、「みなさん、素敵なメッセージをありがとう。デビッド、私たちはみんな、あなたのことを誇りに思っているわよ。x(キス) vb(ビクトリア・ベッカム)」というメッセージを掲載。ツイートに貼られていた写真は、白黒のデビットとヴィクトリアのツーショットで、英タブロイド「ディリー・メール」によると、正月にモルディブで休暇を楽しんだ際に撮影された写真とのこと。顔をしわくちゃにさせながら微笑むデビッドに、ビキニ姿のすっぴんに近い状態のヴィクトリアが抱きつく素敵なツーショットなのだが、ネット上では、「ヴィクトリアが口角を上げている! 笑いかけている!」「笑わないヴィクトリアが笑いそう!」と、デビッドの現役引退そっちの気で、ヴィクトリアの表情が話題になっている。
パパラッチ写真も、イベントでの写真も、雑誌でポーズをとる時も、撮られる写真は、全て不機嫌そうなクールな表情をしているヴィクトリア。めったに笑わないことで知られている彼女は、昨年夏に、ロンドン五輪の閉会式で再結成を果たしたスパイス・ガールズの集合写真でも、1人だけ口を閉じ無表情だったため、「相変わらず、お高い」と叩かれたものだった。
ヴィクトリアが笑わない理由としては、「セレブっぽい高級なイメージを保っていたいから」「しわをつくりたくないから」などさまざまな説があるが、「笑うと口元が下品になるから」が、有力説だとされている。
彼女は顎が小さく、すべての歯が綺麗に収まりきらないのか、上の歯列と下の歯列の位置バランスが悪い。年に1度くらいのペースで撮影されている、歯をむき出しにして笑う姿は、どれも、これも、「にま~っ」という音が聞こえてきそうなほど品のないものばかり。歯をくいしばっているように見えるし、頬骨が高いため、口を開いて笑うと目がくぼみ小さくなり、とても残念な顔になってしまうのだ。もちろん、矯正やホワイトニングも行っているのだが、骨格に問題があるため、無駄な努力と陰口を叩かれる有様。ヴィクトリアも、「アタシの笑顔はいけてない」と熟知しており、そのため、笑わないのだとされているのだ。
笑うと、田舎のねーちゃん顔になってしまうヴィクトリアだが、口を閉じたキリッ顔は、都会のワーキングウーマンそのもの。ファッション業界で活躍する彼女にとって、どちらの顔が自分のブランドにとってプラスなのかは一目瞭然だ。イケメンのイメージが定着したものの、デビッドは、いつまでたっても労働者階級の訛りが抜けない。そんな彼の横で、彼女が、歯をむき出しにして「にま~っ」とした日には、「田舎者の成りあがり。下品極まりない」とバッシングされるのでは、と懸念しているのかもしれない。
18日の試合観戦中も笑顔を見せなかったヴィクトリア。しかし、デビッドにそっくりの垂れ目がキュートな愛娘ハーパーを抱き、3人の息子たちと共に必死に応援する姿や、感極まり涙する表情を見せたため、マスコミは、「なんだかんだ言われながらも、ずっと夫をサポートしてきた良妻」と報じた。最後は、デビッドの3人の息子たちもフィールドに入り、サポーターを盛り上げたのだが、ネットでは、14歳になる長男ブルックリンのプリンス・ジャクソン(マイケル・ジャクソンの長男)に通じる、スポーツとは無縁のオタクっぽい顔つきが「逆にいい!」と話題になっている。
デビッドはヴィクトリアのコケティッシュな顔が大好きで、彼女の顔は、どストライクゾーンだと言われている。外では封印している大笑いだが、きっとデビッドの前や、家族の前では、思いっきり見せているに違いない。
サッカー界にセレブでオシャレな風を吹き込んだ、200億円を超える総資産を持つベッカム夫婦。今後、彼らがどのような活動をするのか、子どもたちがどのように育つのか、色々な意味で楽しみである。