前人未到の地、『徹子の部屋』観覧に成功! 徹子にまつわる謎を解き明かす
■3人目、アイドル亀梨和也
「今日は(観覧の)みなさん、ラッキーよ」と徹子が言った、3本目のKAT-TUN・亀梨和也。幼少時の写真やデビュー前の貴重な映像などが流れたのだが、年配の観客の反応は薄く「へぇ……」「ほぉ……」「……」といった感じだった。人気ジャニーズタレントだというのに、前回観覧した『新堂本兄弟』(フジテレビ系)とのギャップがすごい。『新堂本兄弟』だったら一挙一動に「キャー!!!!」となるところが、この静かな雰囲気。亀梨にしてもいつもと勝手が違い、キャーキャー言われないのが逆に不思議な感覚だっただろう。初登場ということで、徹子が「KAT-TUNは、Kが亀梨さん……Tが田口(淳之介)さん、もう1つTが田中(聖)さん、Uが上田(竜也)さん、Nが中丸(雄一)さんの5人組」と紹介。観覧客の中で、内心「Aは?」と思ったのはおそらく私と編集Nだけだったに違いない。CM中には、亀梨が主演映画『俺俺』で33役をこなしたとの話題の流れで、「ベートーベンは33の変奏曲があってね……」と亀梨にクラシック音楽のウンチクを語っていた。
この日収録した3本のオンエアは連続放映ではなく、数日おきだった。ゲストの番宣などの都合もあるだろうが、徹子の衣装が3本とも白のパンツだったため、毎日同じ格好に見えないようにするという配慮もあるかもしれない。パンツ以外のトップスは毎回着替え、足元も厚底の白いシューズや透明のハイヒールを履いたりと、細かいところまでオシャレさんの徹子であった。
夢のような数時間を終え、私は記念に徹子の部屋グッズを買いたいがため、テレビ朝日本社まで(スタジオから徒歩20分)六本木の街を駆け抜けたのであった。
観覧方法:ハガキで応募
客層:50~70代の女性
特典:記念写真が後日送付される
みかのはらミキ
漫画イラストレーター。1980~90年代好きで、有名人を「やや~最大に美化」して描くのが持ち味。「星ぽえ夢」スタッフとしては雑誌イラストや携帯コンテンツなどでも活動中。芸能愛に溢れるブログも絶賛更新中。