前人未到の地、『徹子の部屋』観覧に成功! 徹子にまつわる謎を解き明かす
■徹子とATSUSHIと記念写真撮影
2本目の収録はEXILEのATSUSHI。ATSUSHIはこの日、喉の調子があまりよくなかったようで、収録前に軽く咳をしていると徹子がマネジャーらしきスタッフに「ツンツン持ってきてあげて」と言って、自分の薬をATSUSHIにあげていた。「それ、いいでしょう?龍角散が出してるのなの」と言っていたが、遠目からでは薬の箱はよく見えず。「ツンツン」とはおそらく薬の正式名ではなく、徹子独自の呼び名なのだろう。私も咳が出やすいのでその「ツンツン」が欲しい。「ツンツン」の詳細をご存知の方がいたら、ぜひ教えていただきたい。
ATSUSHIはイメージよりも肌の色が薄い。髪型も以前の坊主頭ではなくナチュラルな短髪。『徹子の部屋』に出るということでサングラスも薄い色をチョイス。CMの間、初登場で緊張していたのか「うまく話せなくてすみません」と言ったりしていた。物腰も柔らかく謙虚な青年ではないか。2本目の収録が終わり、ここからメーンイベントといえる出来事が行われた。なんと、徹子とゲストと観覧客全員とで記念写真を撮ってもらえるのである! 3本収録のうち1人のゲストと撮影の機会が設けられ、今回はATSUSHIなのだ。ゲストのATSUSHIは、「あ、お客さんと一緒に撮るんですか?」と知らなかったようだが。観覧客全員で部屋セットの上に上がる。
おおお~! 徹子の部屋に入ったぞ私! テンション上がる! 部屋はテレビでの印象よりもだいぶ広く、20畳くらい。事前に記念写真での立ち位置を指示されていたので、スムーズに移動。ラッキーな人は、なんとあのゲスト用のソファにも座ることができる。まさに夢のような体験だ。本当に変な夢を見ているようである。こんな体験は一生でもう二度とないだろうと思い、この光景を目に焼き付ける。
『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「徹子の部屋芸人」の放送で言われていた「隠れパンダ」を探してみた。徹子の座っているソファの横に、パンダのマスコットがついたティッシュケースがあった。テレビでは映らない位置である。これがそうなのか? Wikipediaによると、ティッシュケースについたパンダは五月みどりが作ったらしい。ほかには、徹子がパンダを抱いている柄のビーズクッションが部屋の後方にあった。しかし、こちらはテレビに映るので隠れパンダとは違いそうだ。写真撮影の際、徹子は「ハイ、チーズ」ではなく「ブロッコリー♪」で笑顔。徹子的にはお気に入りフレーズなのか、撮影時にはいつもブロッコリーだ。もちろん、私も「ブロッコリー♪(ニッコリ)」これ流行らせよう!
写真の撮影が終わり、客は席に戻るのだが、おばさま方は徹子やATSUSHIに声をかけている。観覧の招待状に「黒柳徹子や出演者へのお声かけやプレゼントは禁止」と書かれていたのに、おばさまパワーで完全無視である。私も便乗したいところだがその勇気はなかった。しかし、奇跡が! セットを去り際、ATSUSHIが「ありがとうございました」と声をかけてくれたのである。私も振り向いて思わず会釈。目、目が合った!! 勘違いじゃないゾ! まずATSUSHIと「目が合う」とは、1:至近距離である 2:ATSUSHIが黒いグラサンではない、という二重の奇跡がなければ生まれない、激レアな出来事なのである。