滝クリと杏を行ったり来たりなのに、小澤征悦が“浮気二股男”と揶揄されない謎
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第173回(4/19~23発売号より)
週末放映された『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)は、なんと4時間以上もの長時間放映。ずっと見ていた筆者もイカれてると思うが、視聴率は19.3%だって。すごいぞダディ。すごいなテレ朝。でもって今週の「週女」の表紙にビッグダディ登場! 主婦と生活社からダディ本を出すからってずいぶんと思い切った。さらに前妻・美奈子も本を出すらしい。『ハダカの美奈子』。これまた凄いタイトル。版元は講談社。どうなってるんだか、日本のメディア界――。
1位「滝クリ 小澤征悦を杏から『再々奪還』した夜」(「女性セブン」5月2日号)
2位「田中好子さん 親族消えぬ怒り! 『夫の新生活相手』『分骨確執』」(「女性セブン」5月2日号)
3位「ミッツ・マングローブ 年下イケメン自宅“お持ち帰り”! 『彼は私のカワイイ坊や』」(「女性自身」5月7日号)
世界的指揮者・小澤征爾の息子にして俳優の小澤征悦と、渡辺謙の娘にして女優の杏、そして人気アナウンサーの滝川クリステル。この3人の奇妙な三角関係は芸能マスコミにおいて時折報じられるが、それは現在も決着がつくことなく進行中らしい。
思えば小澤と杏の交際が発覚したのは2009年5月の「セブン」誌上であった。「セブン」記事にも3人の変遷が記されている。それを元に、これまでの三角関係の経緯を説明しよう。「セブン」直後、杏が熱愛を認め、家族公認の恋人と目されていた小澤。しかし同年12月、今度は「フライデー」(講談社)が小澤と滝クリの8時間にも及ぶデートの模様を報じる。このことで、小澤と杏は破局したと思われた。が、一転12年1月に、今度は「自身」が小澤と杏の交際再開を報じる。だが、その1カ月後には「週刊文春」(文藝春秋)が滝クリが小澤の奪還に成功したとの記事を掲載。さらに同年12月「サンデー毎日」(毎日新聞社)が、小澤と杏を結婚秒読みと報道した――。かように、週刊誌メディアが総動員で、杏→滝クリ→杏→滝クリ→杏といった変遷を伝え続けたのだ。それも4年間に渡って。