コラム
Hage田ゲス子セレクト「渡る世間は鬼女ばかり」

葬儀は結婚式に続くトラブルの宝庫! 遺産を巡る、“窃盗”事件

2013/04/27 15:00
『お葬式』(東宝)

――玉石混交のネットの海で、下衆なエピソードだけを収集・観察する奇跡のヲチャーHagex。彼がセレクトした、某橋田壽賀子ドラマよろしく、読むとゲッソリする……いや人生のトラブルシューティングとしてためになるエピソードを紹介。

 日本を代表する俳優である三國連太郎が、4月14日、急性呼吸不全のため亡くなりました。葬儀は静岡県沼津市の自宅で17日に行われ、喪主は佐藤浩市。三國は結婚を4度しており、佐藤は3度目の結婚でできた子どもです。母親は神楽坂の売れっ子芸者で、三國との同棲生活を経て結婚。しかし、佐藤が小学6年生の時に離婚。その後は母親はスナックを経営し、彼が中学生になる頃に内縁の夫ができて、自宅に遊びに来るように。この事実を認めることができなかった、佐藤青年は高校2年の時に家出し、以後30年にわたって母親との関係を断絶しました(その後認知症になった母親の面倒をみるのですが…)。

 一方父親との関係も確執が伝えられており、4月15日の記者会見では「僕と彼との間に介在したのは役者という言葉だけ。一般論的な親子ではない。そりゃ、ひどい父だった」とコメント。しかし17日の葬儀では出棺の際に涙を見せ、父親への感謝のコメントを発表していました。

 佐藤はカッコイイ中年というイメージとは打って変わって、なかなか波瀾万丈の生活を送っているので、気になる方はぜひネットで検索してみてください。読めばきっと「佐藤浩市の半生をドラマ化しろ!」と言いたくなるはずです。きっと葬儀でもいろいろなドラマがあったことでしょう。今回は佐藤ほどドラマティックではないですが、読めば「うへぁ」となる葬儀関連のエピソードを紹介します。

<取らぬ狸の遺産金額>
【義兄嫁】嫁同士ってどうよ?8【義弟嫁】
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/live/1187144707/143-

 投稿者の姑が亡くなった時のこと。葬儀も無事に終わって親族が集まり、遺品整理を行うことに。姑は日本舞踊の師範だったこともあり、投稿主と義弟嫁は大島紬や帯留め、訪問着などをもらうことになったのです。気が付くと義弟嫁の姿が見当たらない。1人で泣いているのかと思って探してみると、和室で大きな声で電話する義弟嫁を発見。そっとしておこうと思って離れようとすると、信じられない言葉が聞こえてきたのです。

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