サイゾーウーマンコラム海老蔵のつまらないブログにリクエスト コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 海老蔵の獲れ高のないブログにリクエスト、お題は「段ボールの中身」 2013/04/12 21:00 今井舞週刊ヒトコト斬りフジテレビ市川海老蔵ローラ天海祐希コラム女信長水沢アリー福田綾乃 市川海老蔵公式ブログより ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎ジリ貧一直線の海老蔵ブログ 「最近の悩みが、ずっとある」か。また1つ、今年の流行語大賞候補の誕生である。「文章がヘタ」ということ以外、ほとんど獲れ高のない海老蔵のブログ。始めた途端、1日に何回も更新、思いついたことしか書いてない、内容スカスカ、と、徐々に更新がおろそかになっていくブログの典型例。タイトルもダサいし。 そんなつまんない話より、海老蔵よ、お前んとこにある頂き物の食べ物のことを教えてくれないか。果物、肉、菓子、お取り寄せ鍋セット……。デパートとか通販とかで、目ん玉が飛び出るような値段の高級食材見るたび、「海老蔵んちにありそうだな」といつも思う。農家が自分用に作ってる無農薬の作物とか、蔵元がお得意さんだけにしか回さない生造りの酒とか、金をいくら出しても買えない、一般には出回らない極上品の話を聞くたび、脳裏に浮かぶのは、あの段ボールやら紙袋が雑多に積んである、海老蔵んちのリビングの光景だ。そういうの、いろんなとこからもらい過ぎて、持て余して人にあげたり、ちょっと腐らせたりしてんだろうな。そんな、家にある至極の逸品の数々をぜひぜひ報告して欲しいのだ。1日1品は何か届くだろ。それそれ。タイトルも、「エビざ」に変更だ。 ◎『女信長』のドラマあるある フジテレビスペシャルドラマ『女信長』惨敗。いや私も、ネタにするため一応録画はしたが。1秒も見ないまま書いている。このドラマがコケた一番の理由は、この「見なくても想像通り」ってとこに尽きると思う。もしも○○が女だったら、というのは、ドラマとしてはあるあるネタ。そこにミス・ハンサムの呼び声高い天海祐希がちょびヒゲつけて出てきたところで。「もし『女信長』というドラマをやるなら、主演は誰がいいと思いますか?」「どんな話だと思いますか?」と街中でアンケート取ったら「天海祐希」「女であることを隠して生きた武将の運命と恋」って答えが返ってくると思う。それそのまんま放送されても。「別にわざわざ見なくても」って、皆なるわな。そんなに巨額の製作費があったなら、それ三谷幸喜に渡して、コメディタッチの『女信長』にすりゃよかったのに。つーか、番宣に担ぎ出すためだけに三谷幸喜をチョイ役なんかで使うな。とにかくもう何もするな。 ◎ローラ大量発生中 「しゃべり方がローラそっくり」と話題の水沢アリー。本当にそっくり。そして、「ローラそっくり」という部分以外、まったく消費するところがない。デビュー2カ月。絵に描いたようなパッと出。その2カ月で早くも顔にメンテナンス入ってる。すごいな。いろんな意味で、恐ろしいスピードで一点消費されている。本当に、「ローラそっくり」以外は使いようがないが、「似」のレベルは極めて高い。「似」というよりはほとんど「同」。いわゆる「ものまね」ではなく、ニュアンスとしては「世の中には同じ顔の人が3人いる」っていう都市伝説に近い感じ。 きっともう、どっかのテレビで「ローラとご対面」という企画も進んでいることと思うが、これ、テレビよりもラジオの方が面白いんじゃないか。ローラとこの子と福田綾乃の3人で、誰が誰だかわかんないままずっとトーク。話がどこに進むかわからない特性を利用し、「最後に話した話題は何か」「最も多く登場したキーワードは何か」などなど、事前に募集しプレゼントが当たるチャンスクイズもあり。プレゼントは「ねー、そろそろ起きないと、学校遅れちゃうよ。あ、学校じゃないかも。会社遅れちゃうよ。工場も遅れちゃうよ。え、工場って会社なの? わかんな~い。てか、どっちでもい~。ずっと寝ててもいいよ別に。うふッ(はぁと)」という声が吹き込まれた目覚まし時計。それも、3人のうち誰が入れたのかわからないという。ちょっと聞きたいな、この番組。これ、「さかなクン&もう中学生」のバージョンも聴きたい。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 最終更新:2019/05/22 16:52 関連記事 ちょい不幸系女優? 新垣結衣に演じさせたいストーリーテレビから遠ざかったIKKOが、戻って来た事情とは......「間違った女らしさ」を押しつけられる悲しさよ......子役の特性!? エマ・ワトソンと安達祐実が持つ女の性日本酒「白鶴まる」が、ともさかりえの次に導き出した答え 次の記事 厳しい結婚事情も、嵐・二宮は前向き >