破局騒動でげんなりの眞鍋かをり、一方ラジオ局は「芸能ネタになる」と大喜び?
兼ねてから交際が報じられている、タレントの眞鍋かをりと元THE YELLOW MONKEYのボーカル・吉井和哉。バレンタインデーは、仲睦まじく一緒に過ごしたという話が聞こえていたが、先日、突如破局報道が流れた。眞鍋の所属事務所は「事実と異なると思います」とわざわざ破局の否定コメントを出すという異例の対応を取ったが、注目するのはそれだけではない。眞鍋自身も、今回の破局報道について声明を発表したのだ。
9日、大勢のマスコミが待ち構える中放送された、眞鍋出演のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)。放送中、大竹から破局騒動について話を振られると、筆談で「もうヤフーに載りたくない」と書き、大竹はこれを暴露した。
「結局、眞鍋は笑ってこの状況をごまかし、具体的に話をすることはありませんでしたが、明らかに前の事務所時代に揉めまくった際に、芸能マスコミに追いかけ回されたことがトラウマになっています。『自分の恋愛くらい、もう放っておいてほしい』というのが本音でしょうね」(芸能関係者)
しかし眞鍋の思いとは裏腹に、ラジオ局側は、もっとマスコミを騒がせてほしいと目論んでいるという。近年、ラジオ業界では「芸能ネタ」になりそうな人物を優先してキャスティングすることが多いというのだ。
「一概には言えませんが、芸能スキャンダルや悪い意味で芸能界を騒がせそうな人物をキャスティングする傾向があります。理由は単純明快。出演者に高いギャラを払うことはおろか、番組の制作予算すらかなり厳しい状況になっているラジオ局は、聴取率を稼ぐために、テレビで話題になったB級タレントや芸能ネタになりそうなタレントを青田買いで起用したがるんです。同番組は、過去に山本モナ(※現:中西)を起用していましたが、いろんな事件を起こしまくってくれたおかげで、注目を集めました。これを参考にした局関係者もいたと聞いています。確かにスキャンダルが起こってしまった場合、降板騒ぎに発展したり、番組自体が非難されたりとリスクは大きいですが、話題になれば聴取率獲得以外にも、スポーツ紙やワイドショー、雑誌やネットがバンバン取り上げてくれるため、無料で大宣伝までできるのですから、こんなおいしい話はないでしょうね」(広告代理店関係者)
マスコミに苦手意識を持つ眞鍋にとっては不幸な話だが、ジリ貧のラジオ番組にとっては“窮地の策”ということなのかもしれない。