TOKIO新曲、過去最低の滑り出し……初動売上は1万4,271枚!
3月20日に最新シングル「手紙」を発売したTOKIO。1~3月まで放送されていた長瀬智也主演のドラマ『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)の主題歌だった「リリック」に続くシングルリリースとなったが、今回の「手紙」はオリコンデイリーランキング5位で初動売上は1万4,271枚と、TOKIO史上過去最低の滑り出しとなった。
「手紙」は、3月23日から公開されている国分太一主演の映画『だいじょうぶ3組』の主題歌で、作詞はJUDY AND MARY の元ボーカルYUKIが担当。初回限定盤と通常盤の2種リリースで、デイリーランキングではHKT48、T-ARA、きゃりーぱみゅぱみゅ、スマイレージに次ぐ5位。週間ランキングでは1週目は8位にランクインしていたが、翌週には43位と大幅に転落した。
2月20日に発売された「リリック」は初週7位で、初動売上は2万2,819枚。両曲ともドラマ、映画のタイアップ曲だが、1カ月ぶりのシングル「手紙」は、前作を超えることはできなかった。ネット上では「TOKIOの新曲売れなすぎ」などと話題になっているが、一方で「2曲とも作品に合っていて良い曲」と評価する声も出ている。
「近年のTOKIOはCD売り上げも低下し、コンサートの動員数も良好とは言えません。しかし、テレビの世界では相変わらず一般ウケが良いことが視聴率から証明されています。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の視聴率は10%台半ばをキープするなど好調で、3月24日の3時間スペシャルでは15.3%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区)を記録。午後11時台の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)も7%前後の視聴率を獲得していますが、その人気がCD売り上げに反映されないのは、もったいないですね」(ジャニーズに詳しい記者)
リリースが続いているTOKIOは、「リリック」「手紙」と、ライブDVD『TOKIO LIVE TOUR 1718』を購入した人を対象に、スペシャル賞品が当たる「TOKIO 2013 キャンペーン」を実施している。Aコースは抽選で東京・大阪で開催予定のスペシャルイベントに招待、Bコースは応募者全員に「TOKIOスペシャルDVD」がプレゼントされるという、ファンにとってはうれしい企画だが、数字を見る限り、CDの売り上げにはあまり響いてなさそうだ。
とはいえ、デビュー当時から変わらずバンドスタイルを貫いているTOKIOには、パフォーマンス力の高さを支持するファンも多い。近年CD売り上げには恵まれていないTOKIOだが、再び「AMBITIOUS JAPAN!」や「宙船」のような大ヒット曲に出会えるだろうか?