アメリカでアン・ハサウェイが嫌われている5つの理由
ここ数年、ネットはアンの悪口であふれかえっています。「Anne Hathaway hate」で検索すると、1,000万を超えるサイトがヒット。Facebookには、「アン・ハサウェイ大嫌い」というページが存在し、アンチ・アンを表す「Hathahaters」なる言葉も誕生しました。Twitterでは、この言葉にハッシュタグをつけたアンチのツイートが連日のように投稿されており、アンチは一致団結して、まるでカルトのような騒ぎなのです。
TwitterやFacebookにおけるアンチたちの発言を分析したところ、アンが嫌われる理由は大きく分けて5つ。
1.顔が嫌い
「笑うと顔中が口と歯になるのが嫌」「目の下がたるんでいるのが嫌」
2.必死なのが嫌
「真面目なのが嫌なのではなく、真面目に見られようと必死な彼女を見るとウンザリする」
3.おとなしそうに見えて腹黒そうなのが嫌
「かわいい顔をして、やることはしたたかそうなのが嫌」「ミシェル・ウィリアムズに対する嫌悪感と同じ」
4.楽しみにしていた映画を台無しにされた
「『ダークナイト ライジング』『ラブ&ドラッグ』『プラダを着た悪魔』、すべて台無しにしてくれる」「恥ずかしいという感情を表す時、うなり声を出すクセがあり、ムカつく」「彼女が登場した瞬間から、名作も駄作になる」
5.KYなのが嫌
『ダークナイト ライジング』の会見で、「撮影が終わり役に別れを告げた時、どんな気持ちだったか?」と質問され、いきなり号泣したことに対し、「『寂しい、さよならは嫌』と涙し、場をしらけさせた。本当に空気が読めないオンナ」
なお、アンは今年のアカデミー賞授賞式で、一気にアンチの数を増やしたといわれています。プラダのドレス姿で出席したアンは、レッドカーペットに現れた瞬間から「ライラック色でババ臭い」「乳首がスケてみっともない」「ヴァレンチノのドレスを着るのではなかったのか」と容赦ないバッシングを受けたのです。さらには受賞スピーチで19世紀のフランスにおける売春婦に関する政治的な発言をしたことで、「またKYかよ」と総スカン。
その後、ジェームズ・フランコが「アンはすべてにおいて演技がかっている。スピーチの時も息をハァハァさせるし。感動もギャグも何もかも台本通りだ」と発言。ゴールデン・グローブの受賞スピーチの「今後永久に」という単語は「パッと出てくるものではない」「絶対プロに書かせたものだ」と言われていたため、火に油を注ぐ形となりました。
アン自身はバッシングに心を痛めており、どこを直せばよいのかネットで研究しようとしたところ、悪口ばかりで余計に落ち込んでしまったそう。女優引退を考えていると報道されましたが、「やれるもんなら、やってみろ」とさらなるバッシングネタを提供しただけという結果に。
よくよく考えると理不尽にも思える、アンへのバッシング。彼女には気の毒ですが、恐らく「今後永久に」続きそうです。
ゴシップマスター:Ellie
アメリカでの生活が長く、米メディア事情にも精通している謎の女。日本の雑誌やウェブサイトで海外セレブゴシップを担当し、日夜ゴシップまみれになっている。