森泉が入れ込む、 バツ2の“ちょい悪”サーファーおやじの泥沼不倫癖
両誌ともに田中さんの経歴を振り返り、ヘアメークアーチスト、独立、結婚、2人の娘を出産、離婚、美に対する想いなどを記しているが、エピソードの質と量が魅力的だったのは「週女」だ。造顔マッサージを編み出した理由、スタッフたちへの厳しくも熱心な指導、美に対する飽くなき探究心、そのために利害を度外視し、関係企業や関係者との軋轢もあったこと、そのため経済的には困窮した時代もあったこと、2人の娘とも離れていた時期があったこと、完璧主義でストレスも1人抱えてしまう人物像、そのため焼酎とタバコをこよなく愛したこと、黒柳徹子が皇后・美智子さまを田中に紹介したこと、中曽根康弘元首相もサロンに通っていたこと、最後の仕事は今年1月の郷ひろみの披露宴でマッサージとメークを担当したことなどなど――。単なるカリスマとしてでなく、さまざまなエピソードを織り込み人間として毀誉褒貶があったことも浮き彫りにさせた。
一方「自身」は田中自身の著書と、過去「自身」が田中さんに取材した際の発言を主に引いているだけ。いくつかのエピソードも記されているが、仕事関係者からの「病院嫌い」「3月に予定されていて結局実現できなかった内館牧子との対談の話」といった程度で、なんとも一辺倒な感が否めない。本来、こうした人物をクローズアップする取材には定評があった「自身」であるが、今回はなんとも残念な結果となった。復調傾向にある「自身」だけに、今後に期待したい。
夫を“殺したい”ほど憎む上原さくら。離婚騒動以降、ただでさえ怖い顔がさらにドンドン怖くなって見えてくる――。そんな上原だが3月22日、東京家裁において第1回の離婚調停が行われたという。しかし、この日上原は「午前中に裁判所に行くのはつらい」とドタキャンしたという。こんな理由で裁判所に行かない人もいるんだな、という驚きと共に、そんなことしていると裁判所の心象が悪くなるのではと心配だ。さらに「自身」のこの記事である。なんでも、調停の3日前、体調不良で入院中であるはずの上原は、銀座の宝石関係のパーティに出席し、さらにその後はイケメン2人を連れて高級フレンチへ。そこで酒もがぶ飲みして泥酔状態になっていたという。
この人、本当にアホなのか。破滅的なのか。こんなことしてマスコミに報じられたら、さらに自分の立場が悪くなるのに。というか“夫を殺したい”と公言する女と、それでも仲良くする男が結構いることに驚く。「自分だけは大丈夫」なんて思っているのか。こういう女は見境がない。ひょんなきっかけで、突然豹変し牙を向くと思うのだが。