二宮和也主演『プラチナデータ』、嵐も東宝も文庫も怒濤の記録樹立!
16日から公開された嵐・二宮和也主演の映画『プラチナデータ』。公開2日間で、約30万5,700人を動員し、興行収入約4億円となったが、惜しくも9日から公開となった『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』の約38万1,300人に及ばず、16~17日の国内映画ランキングで初登場2位となっている。
2000年以降ではシリーズ最高成績に達する勢いの『映画ドラえもん』だが、『プラチナデータ』も公開前から数々の記録を樹立し話題を呼んでいる。前売り券が発売2日間で配給の東宝史上最高の売り上げとなり、完成披露試写会の応募者数がこれも東宝初の10万件を超え、その当選確率も0.36%というまさに「プラチナチケット」となった。さらに、公式Twitterのフォロワー数も東宝史上最多の6万人を超え、全国72劇場で同時生中継された初日舞台挨拶を見た観客数も6万人と、日本映画史上最多の動員を記録した。
「6日に発売された『Calling/Breathless』は、ドラマ『ラストホープ』(フジテレビ系)と映画『プラチナデータ』の主題歌。ダブルA面ということもあり、登場2週目で80万枚を突破しています。これは97万枚を売り上げた嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を上回る売り上げペースで、嵐史上最速の数字となっています。最終的にどこまで伸びるのか楽しみですね」(ジャニーズに詳しい記者)
東野圭吾の原作小説の文庫版も100万部を突破し、なかなか売り上げが伸びないといわれる文庫分野としては快挙を成し遂げている。「完成した映画はお世辞ではなく、原作よりも進化しているなと思いました」と、原作の実写化作品を滅多に褒めないという東野本人も納得の映画『プラチナデータ』。俳優・二宮和也にとって、そして結成14年目を迎える嵐にとっても、さらなる進化を予感させるものとなりそうだ。