国分太一は「促されないと取材しない」、WBCジャニーズキャスターの明暗
野球ファンのみならず、球界関係者からもクレームが殺到している“侍ジャパン公認サポーター”SMAP・中居正広。ベンチリポーターとして、一塁側のカメラマン席でベンチの様子を伝えているのだが、そのはしゃぎように非難が殺到しているようだ。しかし、プロ野球の現場に取材者として訪れるジャニーズ勢は、ほかにもKAT-TUN・亀梨和也とTOKIO・国分太一がいる。中居への非難で影が薄まっている2人のキャスターとしての評判は、どのようなものなのだろうか。
亀梨と国分の評価が最も顕著だったのは、侍ジャパンの宮崎キャンプだったという。
「期間は1週間程度と短かったのですが、日々の練習内容がほとんど変化しないキャンプだったので、2人のキャラクターや取材ぶりが、良くも悪くも周囲に観察されていたんです」(スポーツ紙侍ジャパン担当記者)
まずは、日本テレビ系『Going! Sports&News』のキャスターとして訪れたKAT-TUN・亀梨和也の評判はどうだったのだろうか。
「宮崎キャンプでの亀梨さんの現場評はとてもよかったです。やはり、自身が実力ある野球少年だったこともあり、選手をはじめ裏方のスタッフを敬っている姿が見て取れました。取材時も、テレビのスタッフとベラベラ雑談せず、選手や監督にちゃんと声をかけるので、コミュニケーションが図れていましたね。12球団のキャンプ地で練習メニューをこなす企画に挑戦するなど、体を張っているイメージも、球界関係者には好印象のようです」(同)
最近では、野球にまつわる仕事で好感度を上げ、男性ファンも増えているといわれる亀梨だが、やはり現場でのウケはすこぶるよさそうだ。一方の国分は、亀梨とは対照的に、こんな悪評が立ってしまっている。
「国分は『すぽると!』(フジテレビ系)のキャスターとして、亀梨と同じ日に宮崎の球場で取材をしていたのですが、とにかくスタッフに促されないと取材をしない。当然、現場での存在感も薄くなってしまい、亀梨のように選手の方から歩み寄られて、談笑するなんてことはありませんでした」(スポーツ番組プロデューサー)
もっとも、スタンドで見守っていたファンも「亀梨には黄色い声援が飛んでいましたが、国分にはほとんどなかった。国分の隣にいたフジテレビの本田朋子アナの方がキャーキャー言われてましたね」(同)というから切ない話だ。中居も国分も、取材者としての仕事ぶりにおいては、後輩である亀梨に学ぶべきなのかもしれない。