奇行続きのJ・ビーバー、母親との関係も微妙で、いよいよ精神崩壊?
端整な顔立ちとクリーンなイメージで、世界中の女子たちを虜にしてきたジャスティン・ビーバー。しかし、最愛の恋人セレーナ・ゴメスから愛想を尽かされ捨てられた昨年末から、そのイメージが崩壊するようなことばかりしており、ファンはハラハラしっぱなしだ。心配のあまり、腕をかみそりで切り刻むファンまで登場し話題になったが、ジャスティンの傷ついた心は癒やされることなく、精神状態は悪化する一方。奇行ばかりが報じられるお騒がせアイドルに成り下がっている。
年明けにマリファナ騒動で世間を脅かせたジャスティンだが、異様な行動が目立つようになったのは、コンサートツアーのために2月21日~3月8日に訪れたイギリス滞在中のこと。2月末はクラブで出会った女の子たちをホテルにお持ち帰りし、ビヨンセをキツくしたような感じの若手歌手エラ・ペイジ・ロバート=クラーク(17)との交際がウワサされ、どこに行っても「わがままし放題」というゴシップも流れた。ガスマスクにトレードマークの野球帽をかぶりショッピングに繰り出す姿、上半身裸にパンツ丸出しで極寒のロンドンを移動する姿、趣味の悪い真っ黄色のスタッズ野球帽をかぶった姿がパパラッチされるなど、ティーンのファンを多く抱えるアイドルにはふさわしくない行動も立て続けに伝えられた。
3月1日の19歳の誕生日パーティーを開催する予定だったクラブからは、ウィル・スミスの息子で親友のジェイデン・スミス(14)とエラペイジが法定飲酒年齢に達していないとして入店拒否され早々にお開きになり、「人生最悪の誕生日だよ」とツイート。4日のコンサートには「ゲームに夢中になっていたため」2時間も遅刻。7日には、連日の夜遊びがたたってか、はたまた遅刻についてレコード会社から怒られた心労からか、コンサートの真っ最中に呼吸困難に陥り倒れるというドラマチックな展開に。医師の治療を受けコンサートはすぐに再開されたのだが、終了後に病院で精密検査を受けた彼は、上半身裸で病院のベッドに横たわる姿を写真共有アプリ「インスタグラム」に掲載し、Twitterでも「大丈夫、ありがとう!」とファンの応援に感謝しているとアピール。
しかしその翌日、ホテルから出てきたジャスティンは、パパラッチにわざとらしくぶつかりながら車に乗り込んだため、口の悪いイギリスのパパラッチたちが大激怒。「暴力じゃねぇか!」「ファック!」「とっととアメリカに帰れ!」「クソったれ!」と罵られ、暴言に耐えられなくなったジャスティンは、車から飛び出し「なんて言ったんだよ!」「オマエのことぶっ飛ばしてやるぞ、ファック!」と悪態をつき、ボディガードになだめられ車に押し込められる事態に。パパラッチも、「オレがなんて言ったか聞こえてんじゃねぇかよ」「カモン!」「うっせー! ファック!」と挑発しまくり。この様子を収めた動画はすぐに流出したのだが、ボディガードの「またかよ」といった態度を見ると、ジャスティンとイギリスのパパラッチの間では日常的に繰り広げられている光景なのかもしれない。
その後、パパラッチに向かってほえるジャスティンからは、傘を振りかざしパパラッチに殴りかかったかつてのブリトニー・スピアーズと同じ“プッツン・オーラ”が出ていると見解を示すメディアも登場。彼女のようにメルトダウンするのではないかという声が、一気に上がるようになった。
明らかに、精神的に追い詰められているジャスティン。彼を助けられるのは、友人や家族しかいないのだろうが、親友のリル・トゥイストは悪影響を与えているだけでなく、ジャスティンの高級車を乗り回し、2度も事故る始末。母親は、「薬物依存を乗り越え、シングルマザーとして頑張った」内容の自叙伝を執筆する契約を出版社と結んだのだが、ジャスティンに相談せず「ジャスティンを表紙に載せる」ということに了承してしまい、これを知ったジャスティンが激怒。わめき叫び収拾がつかない事態に発展。マネジャーが仲裁し、なんとか落ち着かせたことがあったと報じられている。ジャスティンは、母親の本のプロモーションに参加するという約束をしぶしぶだが結んだそうだが、「誰もかれもが、自分を利用する」ことにうんざりしているのだとも伝えられている。
セレーナはジャスティンの自暴自棄を心配し、精神的に支えたいと思っているそうだ。しかし、接触するたび、彼に「復縁してくれるかも」と誤解されてしまうので、うまく助けられないでいるという。ジャスティンのコンサート・ツアーはまだまだ続くわけだが、無事に終えることができるのか? その前にメルトダウンしてしまうのではないか? と心配する声が、日増しに強くなっている。