相葉雅紀実家の商品を転売? 嵐ファンの集う“聖地”店主が危険な暴走
「芸能人ゆかりの」という謳い文句で経営を行う飲食店は多く存在するが、ジャニーズの人気グループ「嵐」に関連する飲食店をめぐって、現在、一部ファンの間で穏やかでない事態が起こっているという。
「都内には『SMAP居酒屋』といったジャニーズに絡めた飲食店が存在していて、ファンにも愛されているのですが、その問題の店に関しては、ファンの間でも『ちょっとやりすぎじゃない!?』とウワサになっているんです」(熱心な嵐ファンの女性)
その問題の店舗とは、埼玉県にある居酒屋「N」。嵐ファンという女性店主が1人で切り盛りする小じんまりとした店舗で、地元の嵐ファンの間では有名な聖地の1つだという。同店で嵐ファンが集うオフ会を先日行ったという、前出の女性が続ける。
「店内には雑誌の切り抜きやグッズなどが飾られていて、ファンからすれば店長も同志ということですごく居心地がいいんです。でも、お店の名刺には櫻井(翔)くんが雑誌に書いた直筆文字を拡大コピーしたものが使われていたり、相葉(雅紀)ちゃんの実家のお店でお土産として販売されている商品をメニューとして出していたり……。店長さんは『月に一回、大量買いしてる』と言っていましたが、さすがにこれはルール違反なんじゃないかなって」
写真などの無断使用に加えて、メンバーゆかりの飲食店の商品を転売。さすがにファンが心配してしまうのもうなずける話だろう。
「先日、その店長さんは嵐メンバーがロケで使用したお店に行って、『(櫻井)翔さんが使った食器は残っていませんか? ぜひウチのお店で使いたいです』と、交渉までしていたそうです。いくら好きだからといって、ここまでするとなると『自分のお店の売り上げをアップさせたいだけでは』と思ってしまいます」(別のジャニーズファン)
ジャニーズ事務所は特に、こうした自社タレントを使ったビジネスには厳しい規制を行っている。
「ジャニーズにはこういった店舗を実際に訪れて、場合によっては警告を行うスタッフも存在します。しかし小さなサインがひっそりと置かれているくらいなら見逃しているし、逆にファンも『ジャニーズにバレたら怒られちゃうから』とあまり話を広めないというケースもあります。しかし、女性週刊誌にも掲載された相葉雅紀の実家である中華料理店『チャイナハウス 桂花楼』は、その存在が広く知れ渡ったためジャニーズから連絡があったのか、最近になって店内に飾られていたメンバーのサインがすべて外されてしまいました」(芸能雑誌記者)
こうしたさまざまな大人の事情がある中で、「N」の根底にあるのはメンバーやグループへの愛であることは間違いない。しかしその愛情の方向をひとつ誤ってしまえば、結果的に悲しむのもまた嵐のメンバーたちにほかならないだろう。自身のビジネスと愛情の境目は、区別していかねばならないはずだ。