紅白で一悶着? 嵐・大野智、美輪明宏に「ちょっと失礼じゃないすか!?」
昨年末の『第63回NHK紅白歌合戦』で3年連続の白組司会を務めた嵐。最高視聴率が49.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、50組中24組が40%超えするなど国民的番組名に相応しい数字を記録し、大役を務めた嵐メンバーとしてもホッと一安心というところだろう。そして、放送から2カ月近くがたった最近、ポツリポツリと舞台裏エピソードが明かされている。
『紅白』の司会者は、出演者と事前に個別面談をするのがお決まりとなっている。しかし司会者とはいえ、北島三郎からゴールデンボンバーまで世代もジャンルも異なる歌手を相手に面談をするのは大変なこと。中でも、昨年の目玉として登場した美輪明宏との面談となると、一体どんな雰囲気だったのか気になるところだ。
そんな美輪とのやりとりを明かしてくれたのが大野智。ラジオ『ARASHI DISCOVERY』(FM横浜)で、本番数日前に行われたという面談の様子を振り返ってくれた。
「美輪明宏さんの時にね。嵐を知っててくれたことに、まずびっくりだったね。なんか最後にね、『アナタはね。見てるだけで、面白いわよね』って言われて……。あぁ、オレのこと知ってんだ! っていう喜びもあったけど、ちょっと失礼だよね……。それ、そのまま言っちゃったもんオレ。『それちょっと失礼じゃないスか!?』って、本人に」
予想外の評価を得て驚いてしまったのか、思わずツッコんでしまったという大野。その後の全体リハーサルでも美輪と何度か目が合ってしまい、そのたび笑ってくる美輪に「やっぱ失礼だよね!?」という感想を持ったそうだ。「いるだけで面白いわよね、みたいなことを言われた」という大野、今度美輪と会った時には「何が面白いですか?」と話しかけるつもりなんだとか。
そして、SMAPと嵐の交流を明かしてくれたのは、木村拓哉。『紅白』ラスト、集計結果の発表時の出来事を、ラジオ『What’s UP SMAP!』(TOKYO FM)で語ってくれた。
集計が発表され、白組の勝利がわかった瞬間に「うわぁ~!」と喜びをあらわにしていたSMAPのメンバー。白組司会者の嵐の様子が気になり、目に入ってきたのが二宮だったという。
「嵐のみんなは、『あ~良かった、勝てた勝てた~』みたいな感じでいたんだけど、その時二宮くんとチラッと目が合って。『おいっす、やったなー、おまえキタな!』みたいな感じで、こうやったら『あっ、ありがとうございます。すいません』みたいな。なんで司会者がそんな普通のテンションなの? っていう(笑)」
2011年の『紅白』では、白組が負けて落ち込んでいた大野智を励ましていた木村(既報)。悲願の白組勝利となった12年だけに、二宮にもテンション高いリアクションを期待していたのかも? いずれにしても、木村の先輩ぶりがうかがえるエピソードだった。年に一度、一流の歌手が一挙に集う祭典『紅白歌合戦』。ここから親交を深め、新たな話題をファンに届けてくれることを楽しみにしたい。