シュワちゃんのセックス写真も!? 『ペントハウス』創業者のお宝が流出間近
2年前に家政婦との浮気・隠し子が発覚し、妻マリア・シュライヴァーから三行半を突きつけられたアーノルド・シュワルツェネッガー。彼が今なお妻との復縁を願っていると報じられたのは1週間前のこと。数カ月おきに「マリアを愛している」と発言しているシュワルツェネッガーだが、復縁より先に再びスキャンダルに見舞われそうである。若い頃に撮影したセックス写真が発見された、と報じられたのだ。
アーノルドのセックス写真が発見されたと報道したのは、米紙「ニューヨーク・ポスト」。27日に、「男性誌『ペントハウス』の生みの親であるボブ・グッチョーネが所持していた荷物置き場から、たくさんのお宝が発見された」「その中には、アーノルドがセックスをしている様子を撮影した写真もある」と報じたのだ。
役者をだまして撮影した「史上最大のハードコアポルノ」こと『カリギュラ』(1980)の製作でも知られるボブは、65年、「プレイボーイ」誌に対抗する形で“ヘアーの中身も見せちゃう”「ペントハウス」を創刊。当初、売り上げは上々で、ボブは『カリギュラ』製作に1,750万ドル(約16億円)を投じたり、ゴッホなど有名画家の絵を収集したり、カジノ・ホテルを運営したり、核融合による発電プラントの建設を計画するなど、さまざまな分野に手を出した結果、2003年に自己破産を宣告するはめに。翌年、頭頸部がんの手術を受け闘病生活を送るようになったが、がんは肺に転移。10年10月20日に79歳で他界した。
今回お宝が発見されたボブの荷物置き場は、ニュージャージー州イングルウッドで競りにかけられたとのこと。競り落としたのは、趣味で参加していたロイヤル・バンク・オブ・カナダの元取締役ジェレミー・フロマーで、ざくざく出てくるお宝に仰天。映画『ブラック・スワン』(11)を手がけたプロデューサーのリック・シュワルツに声をかけ、ボブのお宝を展示することを視野に入れた企画を進めているとのことだ。
アーノルドのセックス写真のほかにも、マドンナや、映画『アメリカン・ジゴロ』(80)などに出ていたローレン・ハットンの未公開ヌード写真もあるとのこと。ローレンはマルコム・マクラーレンと交際歴のある恋多き女として知られた女優で、05年に61歳でヌードを披露し話題になったことがある。マドンナとローレンの未公開ヌードは、ネガ付きで正式な承諾書もあるそうだ。また、映画『カリギュラ』の小道具や、ヴァネッサ・ウィリアムスがミスアメリカのタイトルを剥奪される理由となった「ペントハウス」掲載のヌード写真、ペントハウス・ガールズたちのヌード写真、世界中の素人女性のヌード写真も大量に保管されていたと伝えられている。
今、ネット上では、ジャスティン・ビーバーが少女ファンの頬にキスをしながら乳をわしづかみにする流出写真に騒然となっているが、若きアーノルドがセックスを楽しむ写真が流出したら、ジャスティンを超える騒ぎになるのは確実だ。
実は、この荷物置き場から発見されたのは、セクシュアルな写真だけでない。キューバの革命家フィデル・カストロの愛人からの手紙、“ユナボマー”として知られる爆弾魔セオドア・カジンスキーからの手紙、元アメリカ合衆国副大統領ディック・チェイニーからの手紙もあるというのだ。事業家としてのボブのメモも多く残っているとのことで、これら全てを公開したら、世間に大きな波紋を呼ぶことになるだろう。
ボブのお宝が、いつ、どのような形で公開されるのか。アメリカ中が期待しながら、続報を待っている。