SMAP・草なぎ剛、堀北真希と初共演! ダメ出しのアノ人を納得させられるか?
SMAPの草なぎ剛が4月3~30日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われる舞台『二都物語』で主演を務めることがわかった。ヒロイン役を、今作で草なぎと初共演となる堀北真希が演じる。ほかに、草なぎの恋敵役に小澤征悦、堀北の父親役に大杉漣、高橋恵子、須藤理彩らが脇を固める。
同作は、約150年前にイギリスの文豪チャールズ・ディケンズによって書かれた長編小説。フランス革命の頃のフランスとイギリスを舞台にした小説だが、今作は舞台を邪馬台国をイメージした古代日本のヤマタイとクナという2つの国に置き換える。
物語は原作に沿った2人の青年と一人の娘の悲しいラブストーリー。クナに住むサクヤ(堀北)は長年無実の罪でヤマタイの牢獄に入れられていた父サイシ(大杉)が解放されたことを知り、父を迎えに行く。その帰りにサクヤは、ヤマタイからクナへ亡命したマナコ(小澤)に出会う。マナコはクナでスパイ容疑のため裁判にかけられるが、サクヤとサイシ、そして弁護士のスクネ(草なぎ)に助けられる。そんな中、スクネとマナコの2人の青年は、サクヤに恋心を抱くようになり……。
草なぎは、「僕にとって新しい挑戦がたくさん詰まっている作品です。堀北さんをはじめとした共演者の方々と最高のエンターテインメントを築き上げられるよう全力を尽くします。すてきなキャストの皆さんと共に皆さんの目の前に立てる日を心より楽しみにしています」と、やる気十分のコメントを寄せている。
昨年11・12月に、日韓合作の舞台『ぼくに炎の戦車を』で主演を務め、今月末からは同作で韓国公演を行う草なぎ。こちらは日本統治時代の朝鮮を舞台に、時代に翻弄されながら強く生きる人々を描く作品で、草なぎは朝鮮文化に高い関心を持つ教師という役に挑んでいる。また4月公開予定の宮藤官九郎監督の映画『中学生円山』でも主演を務めるなど、より精力的に俳優活動に取り組んでいる感がある。演技派で知られる草なぎだが、昨年、高倉健に『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)でドラマ『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)での演技にダメ出しされたことが話題になった。今年は高倉も納得の演技が見せられるか?