サイゾーウーマンコラムクイズ番組出演の石原軍団が新鮮 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 徳重聡に見る、石原軍団の正社員雇用システムの問題点 2013/01/25 21:00 フジテレビ西島秀俊織田信長火曜サプライズ徳重聡宇梶剛士京さま慎ちゃんの都バスで飛ばすぜぃ!ネプリーグ47都道府県で飛ばすぜ!クイズキャサリン三世コラム日本テレビ中田敦彦藤森慎吾オリエンタルラジオ河本準一神田正輝次長課長石原裕次郎舘ひろし渡哲也竹内結子週刊ヒトコト斬り 『西部警察スペシャル』/アミューズソフトエンタテインメント ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎石原軍団、クイズに挑戦! 『ネプリーグ』(フジテレビ系)に石原軍団が参戦。渡哲也、舘ひろし、神田正輝、徳重聡のおなじみの面々と、あともう1人、知らない若者。 最近、バラエティ慣れしたタレントばかり見ていたせいか、この人たちのリアクションのなさっぷり、なかなか新鮮であった。まず、何か促されないと、自分たちからは一切発言しない。沈黙を恐れない強い心。シーン。わぁ。発言しても、「ウケよう」という気が皆無なので、内容の当たり前ぶりが、また斬新。「さあ、ここでチャンス到来。意気込みの方は?」の質問の後、しばらくタメて「頑張ります」とかさ。あと、「声を張る」というメンタリティもないから、渡哲也なんて、小声な上に喉もかすれて、何言ってんだかサッパリ。そして全員、リアルに「クイズ」に緊張。なんか素人の家族みたい。ま、織田信長関連の問題に「お前、信長演ってたじゃないか」なんて、全員が過去の出演作を把握し合ってて、軍団員同志の絆は固そうだったが。 しかし、いつ見ても1人ツラいのが徳重聡。「大物俳優に囲まれ、常に下っ端として日常を送る」という生活をもう十何年も続けているせいか、この人の子分肌の年季の入り方は、すごいものがある。彼を「21世紀の石原裕次郎」と捉えている人間はもう誰もいないだろう。世間はそれでいい。でも、石原軍団の面々までもが、彼が「21世紀の石原裕次郎」だったことをすっかり忘れて、いや、忘れたフリして、見て見ぬフリってのはいかがなものか。もし彼が「21世紀の石原裕次郎」に選ばれていなければ、もっと自由な未来が待っていただろうに。終身雇用という名の飼い殺し。ま、応募した以上、自業自得か。人生それぞれ。 ◎竹内結子の吸引力 映画の番宣で『キャサリン3世』(フジテレビ系)に出演していた竹内結子。吸い込まれそうな女優らしい瞳に、吸い込まれそうな女優らしからぬ鼻で、今年もダブルの吸引力。共演の西島秀俊と宇梶剛士に、「酔うとフニャフニャする」と証言されていたが。自分でも「男性によく触る」と言っていたし。そうかぁ。やっぱり竹内結子はフニャフニャボディタッチ系だったか。なんかすごく深く納得。ガッテン、ガッテンと。 ◎「降板」の楽しみ方 『火曜サプライズ』(日本テレビ系)の「47都道府県で飛ばすぜ!」のコーナー。前コーナー「京さま慎ちゃんの都バスで飛ばすぜぃ!」に加わっていた次長課長・河本準一を、コーナー終了を口実にサクっとクビ斬り、何事もなかったかのように彼抜きで「47都道府県で飛ばすぜ!」スタート。そして、今またこのコーナーに、オリエンタルラジオを参加させるというのだが、「予算の関係上、加われるのは1人だけ」つって、クジ引きさせていた。案の定、藤森慎吾がハズレて、参加メンバーは中田敦彦に決定。この番組の「問題芸人の降板のさせ方」は、なかなか見ごたえがある。ま、制作側からしたら、「立て続けにハズレ掴ませやがって、ふざけんなよ!」ってことなんだろうが。それにしても、番組の醸し出す雰囲気がのんきなだけに、その残虐さが際立っている。ある意味、公開処刑に近いものが。これからも、こうしたきっぷのいい降板ショーをどんどん見せていってほしい。とことんついて行こう。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 最終更新:2019/05/22 16:56 関連記事 渡哲也の「マグロ!」「結婚!」タイトルコールの味わい深さ都知事選のせいではなかった! 石原プロの炊き出しが出遅れた理由解散もやむなし!? 芸能界の老舗「石原プロ」が自転車操業愛人、消える製作費......渡哲也の社長退任劇は放蕩専務の首切りだった!?名前だけでなく……山咲千里改めsenriの“タイムリミット” 次の記事 大島渚監督葬儀で警察沙汰? >