ヤリマン活動いろはの「い」を伝授、ヤレる男は「男友達が少ない」!?
皆さま、明けましておめでとうございます。ヤリマンライターの菊池美佳子です。本年も、『ヤリマン肯定主義』を何卒よろしくお願い申し上げます。
さて皆さんの中には、「2013年は是非ともヤリマンデビューしたい!」という方もいらっしゃるでしょう。また、「ヤリマンデビューはすでに済ませているが、ヤリマン活動のコツがイマイチ掴めない」とお悩みの女性もいるのではないでしょうか。そこで、僭越ながらヤリマン歴15年目になる私から、ヤリマン活動いろはの「い」、いわゆる「ヤレるオトコの見分け方」をご紹介させていただきたく存じます。そう、まずは相手がいないと、ヤリマンにはなれませんものね。
第一に、「ヤリマンにとって最適なオトコとは、どのようなタイプか?」という点について。私は、「不快感を与えない人物」こそが、ヤリマンにとって最適であると考えています。最近は、たかだか1回ベッドを共にしただけで、正式交際を迫る恋愛至上主義女性の影響で、男性たちがセックスに対して逃げ腰になっています。いや、逃げ腰になっているというよりも、女性から正式交際を迫られることを異常警戒し、セックス後、あざといまでのよそよそしい態度を取る男性のなんと多いことでしょう! ヤリマンにとって、あれほど不快なものはありません。私たちヤリマンは、たかだか1回のセックスで正式交際を迫るような無粋なオンナではありません。しかし中には、いちいち異常警戒することもなく、肉体的な相性が合えば、継続的なセフレ関係を構築できる男性も存在します。彼らこそが、ヤリマンにとって最適な男性「ヤレるオトコ」なのです。
さて、精神論はこれくらいにして、ここからは「ヤレるオトコ」の見分け方を分析すべく、彼らの特徴を紐解いていきましょう。
■非イケメン男性
ブサメンという意味ではありません。「イケメンでない男性」と解釈してくださいませ。ヤリマン初心者の皆さんは、「イケメンは遊び慣れているから、カンタンにズボンを下ろすのでは?」というイメージを持つかもしれませんね。確かにイケメン男性は、言い寄られる機会は多い。けれどそれゆえに、「今日セックスしなくても、また明日セックス志願者が現れるだろう」というスタンスで、セックスに対してガツガツ感がないんです。
昨夏の飲み会でも、飲んでいる最中から、キスやボディタッチなどを積極的に仕掛けてくるイケメンがいました。私は「これはお持ち帰らせできる!」と、2人で飲み会を抜け出しタクシーを拾ったのですが、タクシーの中で散々乳繰り合ったにもかかわらず、結局、たかが「眠い!」というだけの理由で、解散になった苦い思い出があります。
対する非イケメン男性には、「今日を逃すと次にいつセックス志願者が現れるかわからない!」という、セックスに対するガツガツ感があるので、ヤリやすいことこの上なしです。
■爪の短い男性
私は、「幸せと不幸とセックスチャンスはある時突然やってくる」という言葉を教訓にしているのですが、爪の短い男性たちもまた、常に有事に備えているのでしょう。「手マンチャンスはある時突然やってくる」と。そして手マンの先にあるのは、もちろんセックスです。
以前参加した同業種交流会でのエピソードをご紹介しましょう。これは、どの業種にも当てはまると思いますが、男性は「同業者には手を出さない」というスタンスの人が非常に多いです。万が一周囲にバレたら面倒だと警戒しているのでしょう。しかし、その同業種交流会の中に、しがらみ云々を気にかけることもなく誘ってきた男性がいました。深爪かというくらい爪の短い男性でした。そういえば、ほかの女性参加者から「なんで爪を短く切ってきているのよ、いやらしい!」とからかわれていましたね。
爪は、言葉をかわさずとも確認できる、非常にカンタンなチェックポイント。股間のもっこり具合よりも、まずは指先に目線を向けましょう。「爪が長い=絶食系の童貞」とまでは言いませんが、戦闘態勢が整っていないことには間違いありません。連絡先を交換し、後日改めて対戦という運びにはなるかもしれませんが、当日のお持ち帰りには至らないと考えてもよいでしょう。即戦力にはならないので、爪の長い男性はスルーした方が無難かもしれませんね。
■交際期間の長いカノジョがいる男性
本命のカノジョと別れる気はないのでしょうが、密かな偶発的アバンチュールを期待している場合があります。ここで注意すべきなのは、既婚男性には手を出すべからずということ。彼らは、色恋の駆け引きだけを楽しみ、いざとなると逃げ腰になるタイプが多いのです。未婚男性には、法的なしがらみがないので、意外と開放的なのです。
彼らの背中を後押しする言葉として有効なのが、「こちらにも彼氏がいる」というアピール。正式交際は迫りませんよ、という安心感を与えましょう。私の場合は、実際に彼氏がいないので、「好きな人はいるんだけど……」という言い方をしています。
■同性の友人が少ない男性
「オトコって、ぶっちゃけオトコ同士でいるほうがおもしろいんですよ。じゃあ、なんで女性と過ごすかっていうと、やっぱりセックスなんですよね」
【ヤリマン肯定主義】の「ヤリチン対談」にご登場頂いた川田氏の名言です。オトコは、オトコ同士でいる方がおもしろい……ということは、その「オトコ同士の付き合い」が少ない男性の方が、おのずと女性にかける時間が多くなるということになります。
同コミュニティ内での成功体験を振り返ってみると、同性の友人が多い男性よりも、一匹狼タイプの方が圧倒的にヤレます。合コンのように初顔合わせの場合は、「休日は何をしているんですか?」などと聞いてみるのはいかがでしょうか。その場合、「休日は仲間と組んだフットサルチームで汗を流している」という男性は無視。「休日は家でまったりしている」という男性の方を狙いましょう。
「ヤレるオトコの見分け方」、いかがでしたでしょうか? 2013年がヤリマン元年な皆さまにも、ベテランヤリマンの皆さまにも、「ヤレるオトコ」がじゃんじゃん現れることを祈っております。
菊池美佳子(きくち・みかこ)
21歳で処女のままキャバ嬢デビュー。その後、数々のナイトワークとオトコのカラダを渡り歩き、ハケンOLを経てヤリマンライターへ転身。
ブログ「マンゴージュースと黒あわび」