美容整形への揶揄? G・クルーニーがアソコのシワ伸ばし手術を受けたと告白
近年のハリウッドでは、女優だけでなく俳優に対しても美容整形で若さを保つことが求められているようだ。それを裏付けるように、ブラッド・ピットの広報が「彼の仕事が激減したのは、シワ伸ばし整形をしないから」と暴露したばかり。そんなブラッドの大親友であるジョージ・クルーニーが先日、雑誌インタビューで「キンタマを包んでいる陰嚢のシワ伸ばし手術を受けている」と激白。美容整形讃美のハリウッドを揶揄したのか、はたまた本気発言なのかと話題を集めている。
世界最初のスーパーモデルと言われるジャニス・ディキンソンの「美容整形の世界には、やり過ぎなんて言葉はない」という名言通り、30代の頃から繰り返し美容整形を受けると伝えられているハリウッドの役者たち。13日に華々しく開催された第70回ゴールデングローブ賞授賞式でも、ニコール・キッドマンを筆頭とする数多くのセレブスターたちが、シワ1つない凍ったような表情でステージを見つめる姿が「不気味すぎる」とネット上で話題になったばかりだ。
そのゴールデングローブ賞授賞式に、交際相手のステイシー・キーブラーを連れて出席したジョージ・クルーニーは、51歳という相応のダンディーな表情で会場の女性たちをメロメロに。笑うと目の横に現れる深いシワがセクシーだという声が上がった。
やっぱり自然が一番だと多くの人が実感したゴールデングローブ賞授賞式であったが、その3日後、ジョージが「人目につかない大事な部分」を美容整形していることをカミングアウトしたと報じられた。イタリアのカルチャー誌「Max」のインタビューで、特殊な陰嚢のシワ伸ばし手術を受けていると激白したのだ。
ジョージは、同誌のインタビュアーから美容整形について聞かれ、「目の美容整形手術を受けたことはないね。お金は、睾丸の皮のシワを取るために費やすからね」とサラリと告白。「シワシワなのは好きじゃなくてね」と、その理由を語った。唖然とするインタビュアーを前に、ジョージは続けて「これはね、新技術なんだよ。ハリウッドじゃたくさんの男性が受けている。“ボール・アイロン”って呼ばれてるんだ」と得意げに述べたそうだ。
英タブロイド紙「SUN」は、某外科医の「睾丸をリフトアップすることにより、男性が自信を取り戻すということは事実。精巣周辺の筋肉や皮が締まるのが良いようだ」という言葉を紹介。冗談が大好きで、ブラッド相手にしょっちゅうドッキリを仕掛けるジョージのこと。今回の発言もジョークの可能性が高いが、なんでもありのハリウッドのことだからボール・アイロンも存在するかもしれないと伝えた。
右の口角を上げる独特の微笑み方で多くの女性を魅了し、「世界一セクシーな男」に選ばれたこともあるジョージ。左右の表情が微妙に異なるように見える彼は、中学生の時にベル麻痺という顔面神経麻痺を発症している。1年で完治したそうだが、学校でからかわれるなどのいじめに遭ったそうで「苦しかったが、おかげで強くなった」と発言している。
一方、おでこのシワ伸ばしを断固拒否しているというブラッドは、ボトックス注射を打ってくれと懇願する広報に対して、「オレは、ありのままの自分の姿を受け入れている。君やオレのファンも受け入れなきゃならないな。オレは確実に年をとっている。顔のシワはどこにも消えやしないよ」と言ったそうだ。思春期に顔面神経麻痺に苦しんだことがあるジョージはきっと、ブラッドと同じく「ありのままの自分の姿を受け入れること」の大切さを知っているのだろう。
とはいえ、男性器と睾丸の話題は、ある意味センシティブでタブーな話題。陰毛に白いものが混じっているのを見つけてショックを受けるように、陰嚢に象のようなシワが増えているのを見つけると、男性としては大きな打撃を受けるのかもしれない。
ジョージの今回の発言は、シモに自信を失い始めた中年男性に向けたエールなのか、はたまた美容整形を茶化しただけなのか。発言が発言なだけに妄想が膨らみ、気になるところである。