次々と解散を言い当てる、「デスノート芸人」ほんこんの恐るべき能力
本業の漫才やトークだけでなく、「高学歴」「手相占い」といった、さまざまな特技を併せ持つことが主流になりつつあるお笑いタレント。そんな中、今芸人たちの間で「デスノート芸人」として最も恐れられているのが、ほんこんだという。2000年から02年まで、3年連続で「よしもとブサイクランキング」1位に輝き“殿堂入り”を果たしたほんこんの、意外な素質に迫る。
吉本総合芸能学院(NSC)で同期だった今田耕司とダブルホルモンズというコンビ名で芸人デビューしたほんこん。その後、現在の相方・板尾創路と130Rを組んだが、1994年に板尾が大阪府青少年健全育成条例違反容疑で逮捕されるなど、「コンビとしての活動は決して順風満帆ではなかった」(お笑い業界関係者)ようだ。近年はピン芸人として活動することも多く、また副業で飲食店をプロデュースしている。「苦労している分、ほんこんを慕う後輩も多い」(同)という。
「東京・大阪それぞれの番組でゲスト出演も機会も多く、年次的にベテラン芸人の域なので、明石家さんまやダウンタウンら大物芸人から駆け出しの若手まで、派閥など関係なしに接することができる貴重な存在です。それゆえ、トークのネタの引き出しが多いと評価されています」(週刊誌記者)
豊富なネタを武器に、“名バイプレイヤー”として重宝されるほんこんだが、困ったことに、この卓越した情報収集能力により、ネガティブな話題を入手することも少なくないようだ。そこでつけられた名前が「デスノート芸人」だったという。
「幅広い交友関係を築いているというほかにも、ほんこんさんって、寂しがり屋な性格な上に繊細なので、よくタレント仲間の言動をじっくり観察しているんですよ。それゆえなのか、最近、コンビ芸人の解散をものの見事に次々と当ててしまっている。東京の芸人だと、3人組で活動していたBコース、大阪の芸人だと、ハッピ姿でアメをまいて笑いを取るビッキーズの解散を当てています。このほかにも、数組のコンビ解散を内々に予言しているようで、今では『デスノート芸人』なんて呼ばれていますよ。吉本内では、今一番怖がられている存在といえるでしょう」(お笑い業界関係者)
次に解散を予言されているのは、一体どのコンビなのだろうか?