girl next door・千紗の結婚に「赤字の回収業務を」とエイベックスが躍起
元日恒例のスポーツ紙による芸能スクープ合戦で、北島康介とgirl next door(以下ガルネク)千紗の婚約が明らかになった。エイベックスのお荷物となりつつある“社長室案件”ガルネクの意外なゴールインに、関係者らは胸をなで下ろしているという。
今年は年始から、「松浦亜弥&w-inds.橘慶太、年内入籍」「優木まおみ、一般人スタイリストと結婚」と、おめでたいニュースが連発された芸能界。しかしうわさすら浮上していなかった現役アスリートとアーティストの意外な結婚には、世間の興味はそこまでそそられなかったようだ。
「それもそのはず、北島はいいとして千紗の知名度があまりにも低かったんです。2008年にエイベックスが『社運を懸けて』と意気込み、同年に日本レコード大賞新人賞受賞、『NHK紅白歌合戦』初出場とまさに破竹のデビュー。しかし、その実情がエイベックスによる“ゴリ押し”だったことは明らかで、テレビのスポットCMや各種広告など、金に物を言わせたプロモーションが続けられたものの、肝心のリリースは全然パッとせず。現在では新譜のリリースでさえ、ニュースになることは少なくなってしまいました」(週刊誌記者)
「大型新人アーティスト」としての売り出しに、まったく応えることができなかったガルネク。エイベックス関係者が語る。
「“ゴリ押し”されていた時期に代表曲ができなかったこと、またファンがほとんど付かなかったことは致命的でした。メンバーたちのモチベーションにこそ変化はなかったようですが、社内的には、現在“お荷物”としか見られてません」
昨年には全国ツアーも行っていたが、ドームどころかホールクラスの集客も厳しく、ライブハウスなどを地道に回っていたという。
「もはや芸能メディアで名前が出てくるのも、年に一度の『a-nation』出演時くらいでした。しかし、千紗と北島選手との交際自体は把握していましたが、まさかゴールインにまでたどり着くとは。これで一気に注目されるし、玉の輿にも乗ることができたと、社内的には一安心ですよ」(同)
たとえ世間の注目が低くとも、北島に関してはメディアも大きな関心を寄せている。すでに一部週刊誌では、千紗の両親に直撃して「結婚の挨拶」の詳細が報じられた。
「普段はマスコミ取材を嫌がるエイベックスですが、今回に関しては逆に盛り上げてくれた方がうれしい、というのが本音では。ガルネクには、デビュー当時の莫大な赤字を取り戻すためにも、まだまだ現役でがんばってほしいでしょうからね」(芸能プロ関係者)
ガルネクがデビュー時にこさえてしまった莫大な赤字の回収業務は、これから始まっていくようだ。しかし、電撃婚プロモーションが果たしてどこまで成功するのだろうか。