痛手だけで得たものナシ? 番組降板の藤森慎吾、本命が離れた田中みな実
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第157回(12/25発売号より)
キャー! 行ってきました。安室奈美恵の東京ドーム公演! 懐かしい曲が多くて青春時代って感じで楽しんじゃいました。でも――。立ち上がってノリノリでいられるのも2曲が限度。次の曲は席に座ってゼーゼーと休憩。それを何度も繰り返してしまった。体力が続かない。年をくった、と激しく感じた1日でもあった。
1位「オリラジ藤森 熱愛発覚で田中みな実アナ母も困惑…あの番組から追放と、逃げていった本命 2人が払う“火遊び”の高すぎた代償」(「週刊女性」1月8・15日合併号)
2位「小栗旬&山田優『赤ちゃん欲しい』妻の作戦は鈍感夫への『玄関キス』攻勢」(「女性自身」1月8・15日合併号)
3位「藤田紀子さん&ピース綾部『ウフフ 彼とは今も仲よし。今年のクリスマスは…』」(「女性自身」1月8・15日合併号)
今年もいよいよ最終発売号。思えば今年もいろいろあった。オセロ・中島知子の洗脳立てこもり事件、高嶋政伸&美元の離婚騒動、園山真希絵が1人目立った二股騒動、のりピーと華原ともちゃん復帰、V6・岡田准一と宮崎あおいの不倫――。
ということで、今年最後のランキング1位は結構ビックリネタである。タイトルだけ見ると何のことだかよくわからないが、内容はスクープといっていいものだ。
オリエンタルラジオ・藤森慎吾とお泊まり熱愛が報じられたTBSの田中みな実アナだが、藤森とは別に“本命男”が存在するというのだ。ね、結構ビックリでしょ。なんでもお泊まり熱愛が「フライデー」(講談社)で報じられる前日、六本木の路地で田中が30代前半くらいの男性と真剣な様子で話をしていた。田中は「あの写真は私じゃないから」といってポロポロと泣いていたらしい。TBS局内でも、田中とこの男性は結婚を意識した関係と知られていて、田中が実家を出て1人暮らしを始めたのも、この本命男のためだった――。そのため「週女」では、「本命をチャラ男との“火遊び”で失った」と記している。本当だったらすごい、というかかなり複雑だ。
というのも、「フライデー」が2人の熱愛を報じた後、「週刊文春」(文藝春秋)が藤森に妊娠・中絶させられた女性がいることを報じている。さらに、中絶女性の存在を「フライデー」も掴んでいたが吉本興業の圧力でその事実は伏せ、代わりに「藤森とみな実のツーショット」を撮らせるというバーターが存在したという。通常こうした場合、藤森はもちろんみな実も写真を撮られることを承知していたと考えるのが普通だ。しかし、みな実には別の本命男性がいた。となると「??」である。藤森・吉本興業はみな美・TBSには内緒で撮らせたとしか考えられない。しかも「フライデー」報道後、藤森が「愛してます!」と番組で叫んだ際、みな実も「はい」とうれしそうに応えていたではないのか。うーん。一体なにが真実なのか混乱するばかり。これが芸能界、大人の世界ってやつなのかも。「週女」に直撃されたみな実の母が、藤森のことも本命男のことも「聞いていない」ということが哀れであった。
今年もなんだかんだいって注目し続けてしまった小栗旬&山田優夫妻。ハワイの婚前旅行から始まって小栗の浮気騒動、別離事件、そしてやっと結婚できたまでをハラハラドキドキと勝手に見守っていた。最近では「親戚のおばちゃん」のように2人の行く末を心配してしまう自分が怖い。今年も最後なので、またしてもこの夫婦を取り上げてしまった。
そう、優は子どもがほしいのだ。先日もテレビ番組で「5人は欲しい」といって、嵐がのけぞっていたが、親戚のおばちゃんとしても、一刻も早く2人の子どもの顔が見たい。成長が見たい。だが、またしても小栗が――だらしない! 「今日は早く帰ってきて」といってもなかなか帰ってこない。時には朝まで飲んだくれているらしい。「外でなく家で飲んで」といわれると、友人を自宅に呼んで5時まで飲む、って友達呼んじゃあ、子どもができないだろ! 2人で飲め! そんな2人であるが、夫が出かける際に玄関でキスする習慣を欠かさないという。いいことだとは思うが、でもキスじゃあ子どもはできない。来年こそ、頑張れ、優!
今年後半、妙に悪目立ちしていた藤田紀子。もちろんピース・綾部祐二との熟女熱愛(?)騒動をフルに生かしてのものだが、そんな紀子を面白がって追いかけるマスコミもどうかしている。だから紀子もうれしくて、そして調子づいてぺらぺら話す。綾部の交際はまだ続いているが、クリスマスはお互い仕事があるから一緒に過ごすことはない、とうれしそうに語る紀子。聞かれてもいないのに、「ちなみに明日はカレ(綾部のことを取材中ずっとカレと呼んでいた)の誕生日。でもやっぱりカレも私も仕事です」なんて微笑んだらしい。
おそらく綾部も迷惑に思っていると思う。でも仕方ない。綾部もしばらくはこのネタを使って売ってたし。来年はこんなキモいネタが綺麗さっぱりなくなるように祈るだけである。