益戸育江の出版記念パーティーのはずが、「大麻クイズが出題されて」
レギュラードラマの降板、所属プロダクションとの契約終了と「脱・芸能界」が伝えられる益戸育江が、今月、著書『ホーリープラント~聖なる暮らし』(明窓出版)の出版記念パーティーを行った。大麻賛美、パートナー男性との不倫関係など、特にオスカープロモーションを離れた後は不穏な空気が漂うばかりの益戸だが、すでに旧芸名である「高樹沙耶」とはかけ離れた存在になっていたようだ。
パーティーは今月20日、都内飲食店で行われた。ファンでも参加できるオープンなパーティーだったが、会場に訪れていた半数近くがスーツ姿の男性で、そのほとんどが大麻にまつわる何らかの肩書きを持った人間。女優・益戸のファンと見られる来場者はほぼ見受けられなかったという。
「益戸さんのブログに、『私に対する先入観を少し横において私に逢いにきてみませんか?なかなか面白い人間だと思うので一度はテレビや雑誌などではなく本人を見てください』と書かれていて、意を決して参加を申し込んでみたんです。しかし、当日益戸さんと話していたのは知人ばかり。ひょっとして芸能人も来てるかな、とも期待してたんですがそんな雰囲気ではなかったです。ヘンプ素材の服を着た、ラフなファッションの若者やちょっとした物販もありました。自分は場違いな気がしたし、浮いていたと思います」(会場を訪れたAさん)
Aさんは、人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で当たり役を演じていた益戸のファンで、最近はテレビから遠ざかっていた彼女の姿をひと目見ようとパーティー会場を訪れた。しかし出版記念パーティーとはいうものの、ステージ上で展開されていたのは、やはりほとんどが大麻にまつわる話題だったという。
「益戸さんの挨拶は、現在の生活や著書の内容に触れたものでしたが、その後ステージで挨拶をした人たちが、とにかくそっちの話しかしないんです。弁護士の男性が『大麻で逮捕されても悪くない』という趣旨の話をしたり、参加者向けのクイズコーナーでも、大麻に関連するクイズしか出題されなかったりして……」(同)
益戸の直筆サイン入り著書をプレゼントされて帰宅したAさんは、帰宅後にインターネットで、元々著書のタイトルは『聖なる“大麻のある”暮らし』だったということ、益戸が「大麻草検証委員会」の幹事だということなど、益戸の現状をあらためて理解したという。
「それでもステージ上で話していた益戸さんは本当に幸せそうで、なんだかこれでよかったのかなと思ってしまいました。もうテレビドラマで彼女の姿を見ることはないのかもしれませんが、本人がやりたいことをやっているということは強く感じました」(同)
確かに今回の出版やパーティーも、芸能界というしがらみの中では不可能だったことだろう。益戸のブログタイトルである「皆さんとシェアしたい事」は、今後もこうした形で広まっていくことになるのだろうか。