SMAP中居正広、意気消沈! 写真集が発端となった“グループ内格差”
今月11日、レギュラー出演する『笑っていいとも!』(フジテレビ系)発の企画により、写真集『私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~Part2』(扶桑社)を出版したSMAP・中居正広。本書は、2009年のベストセラーランキングを総なめにした『私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~』(同)の第2弾として発売されたのだが、注目すべきはその値段。前作は、当時中居が37歳だったことから、アイドルの写真集としては破格の370円という値段だったが、今回はさらに70円引きの300円。ファンにとっては、たった300円で憧れのアイドルの私服姿や直筆のイラストが見られるという、うれしいことこの上ない話だが、中居自身はどのように感じているのだろうか。15日放送の中居のラジオ番組『Some girl’SMAP』(ニッポン放送系)で、本音が語られた。
放送開始から、年末特番の出演番組について語った中居。『紅白歌合戦』(NHK)、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)、『中居のかけ算』(同)、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(同)、『めちゃ×2イケてるッ!』(同)、『笑っていいとも!特大号』(同)、『中居正広VSめざまし世界はスゲェ~ココまで調べましたSP』(同)、『中居正広の7番勝負!超一流アスリートvs芸能人 世紀の対決SP』(日本テレビ系)、『のどじまん ザ!ワールド』(同)、『ザ!世界仰天ニュース』(同)、『中井正広のブラックバラエティ』(同)、『ナカイの窓』(同)、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)、『ATARUスペシャル~ニューヨークからの挑戦状!!~』(同)、『火曜曲!』(同)、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)、『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』(同)など、挙げきれないほどの番組に出演し、さらに札幌ドームでのコンサートも行うということで、その多忙ぶり・人気ぶりを印象づけた。まだ、『ブラバラ』以外の撮影は終わっておらず、「すっごい怖いのよ! どうなっていくかわからない、俺は。今の俺は今どうなっているのか」と、中居自身も混乱しているようだ。
そんな中、話題は『私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~Part2』へ。
「12月の11日に俺の写真集、私服写真集が出てねぇ。300円なんだよ(笑)。300円だよ。あんねぇ、ビックリするぐらい俺にお金入ってこないの(笑)。え? (中略)だって俺さぁ、俺の私服で、俺しか写ってないのよ。で、俺にほっとんどお金入ってこないの」
と、やはりまずその“値段”に言及。リスナーからも、「価格は300円。小学生でも買える値段ですが、この値段で大丈夫でしょうか?」と、心配のハガキが届いていた。しかし、中居としては、ファンのそうした反応が面白いらしく、嬉々としてハガキを読み上げていたのだが、ある箇所で、思わず「嘘でしょ?」と声を荒らげることに……。
「去年、木村(拓哉)君の、写真集は、9,000円!? 嘘でしょう? ほんと(笑)? 9,000円でしたので、中居君ファンとしては、高い写真集を見たいです」
去年発売された木村の写真集とは、『木村拓哉 プレミアムボックス!』(集英社)のこと。同日に発売された『開放区2』(同)と『TAKUYA KIMURA×MEN’S NON-NO ENDLESS』(同)に、スペシャル予約特典「木村拓哉×ヒステリックグラマー 特製コラボTシャツ」をつけ、スペシャルBOXに収納したという超豪華な写真集で、定価は8,925円。ファンからは、「最初はちょっと高いかもと思ったけれど、内容は値段以上!」と大好評を得た。
中居は、この“グループ内格差”に衝撃を受けたようで、自虐発言を連発。
「あ~、そうですか。まぁ、木村君ぐらいになると、やっぱそうなりますよね。9,000円だったら、俺の写真集、30冊買えるってこと(笑)? 2冊買っても600円だもんね。2冊買っても。首都高乗れないんだもん(笑)。2冊買っても、タクシー乗れないんだから」
「木村君クラスんなると、そっかぁ。マジかぁ。9,000円は、すごいね。まぁ、いい紙使ってんだろうな。いいカメラとか使ってんだろうな。(中略)俺なんかだってもう、1枚撮るのにだって、20秒ぐらいだもんだって(笑)」
リスナーからの突然の知らせに、思わず戸惑いを見せてしまった中居に、スタジオは大爆笑。多忙な年末スケジュールの話題で、中居がいかにスーパースターなのかを知らしめたにもかかわらず、超格安の写真集が発端となったグループ内格差で、中居の「庶民派」の印象が強まってしまった。
同放送で、「宝くじが当たって、6億円が手に入ったらどうするか?」という話題に、「うん、別に(笑)。(中略)変わらない生活、みたいな」「友達の(中略)クリスマスプレゼントとか、お年玉とかを、ちょっといつもよりいい感じに」とも語っていた中居。そんな中居の、庶民的で周囲の人への気遣いを忘れないところが、年末特番に引っ張りだこの現状を生み出しているのだろう。