森光子さんの葬儀にジャニーズファンが「うちわ持ってジャニ目当て」?
先月10日に亡くなった、女優・森光子さん(享年92)の本葬が昨日7日、東京・青山葬儀所で営まれ、ジャニーズタレントをはじめ芸能界などの関係者約1,000人が参列した。福岡ソフトバンクホークス会長の王貞治、光子さんと50年来の親友である黒柳徹子に加え、ジャニーズ事務所を代表して近藤真彦も弔辞を読んだ。
「東山(紀之)をはじめ、一人ひとりに森さんとの楽しい思い出があります。ある時には、誕生日やクリスマスプレゼントをいただき、そこには、お手紙や、ファクスでの、優しいメッセージを添えられていました。(中略)僕たちは、そのメッセージに何度も励まされていました。また、これからも、仕事で苦しく、つらい時にはそのメッセージを読み直し、乗り越えていきます」
また、会場では東山が参列者に休むことなく挨拶をしていたそうで、“永遠の恋人”として最後まで頼もしい姿を見せていたという。少年隊、SMAP、TOKIO、V6、KinKi Kids、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zらが列席し、この日の午後から福岡でのコンサートを控えていた嵐は、他グループよりも早い午前10時前に訪れていた。そして、会場の外にはタレント目当てと思われるファンの姿もあったという。
「うちわを持ってきたファンがいたようです。ジャニーズを愛していた森さんへの弔いの気持ちを込めて持ってきたのでは、という人もいますが、告知されていた一般献花の時間の前から待っていたそうですし、好きなタレントへのアピールのために使ったとしか思えません」(30代のジャニーズファン)
東日本大震災の募金イベント『Marching J』でも、うちわをタレントにアピールするファンに批難の声が上がっていたが(既報)、今回もネット上で「なんで森光子さんのお葬式に、うちわ持ってったりジャニ目当てで行ってんの?」「出待ちとかうちわ持ってきてる人とか。こうゆう時のジャニヲタダメだと思う」と、厳しい言葉が上がっている。また、葬儀の送迎車に乗るタレント目当てと思われるファンが、ジャニーズ事務所の前に集まっていた、という近隣在住者の声もあり、「不謹慎では」と苦言を呈していた。
暴走するファンのマナー違反については、これまでも事務所はメール等で注意を促してきた。今回の行動についても、ファンから聞こえてくるものはほとんどが批難の声ではあったが、聞く耳を持たないファンが存在する限り、ジャニーズファン全体のモラルが問われることになるだろう。