徹子の息子・近藤真彦、ジャニーズで「僕が一番ヒマなぐらい」
11月22日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。ゲストは近藤真彦。マッチと徹子といえば、デビュー当初から親子のように仲良しだ。
「本当に若々しくて、颯爽として、男らしい青年に成長なさいました」
と、徹子は冒頭から“息子”の成長を喜んでいる。そんなマッチも、もう48歳。そんな事実に、徹子の反応は、
「あら、もうなるの! ……あらら、どうもー。もう48になりますか」
「どうもー」って、なんなのか。ずっとジャニーズの“長男”ポジションで、ジャニーズイベントでも常に最年長のマッチさん。それが、一昨年出演した『徹子の部屋コンサート』では、加山雄三、南こうせつ、堺正章、井上順など錚々たる顔ぶれの中で最年少の部類となり、「安心しました」と話していた。しかし、自分のコンサートなどでは常に「マッチー!」「キャーーー!」な状態なので、比較的静かなノリの『徹子コンサート』では、
「何か悪いことしたのかなぁって」
と、罰ゲームのようだったと振り返っていた。比較としてマッチの武道館コンサートのVTRが流されたのだが、それを見ながら徹子さん、「アッハッハハハ」「ンッフフッフフフ」と、そんなに笑う場面あるかいというぐらい、色々笑っている。再び話題はジャニーズ最年長としてのマッチに。
「ずいぶんイタズラしたりなんかしてんのね」
深夜にいきなりTOKIOのメンバーを飲みに誘ったりして、顰蹙を買っていたらしい。ただ、ジャニーズのタレントたちも、みんなそれなりに忙しく、
「僕が一番ヒマなぐらいなんですけどね」
って、マッチさん……。これは笑うところなのでしょうか。後輩タレントに電話した時、相手が仕事の現場だと呼び出せないから、
「電話して、家で寝てたらラッキーなんですよ」
というマッチ流の理由づけをする。「すいません、マッチさん。寝てました」と言われれば、
「よかったよ、寝ててくれて。仕事だったら来れないもんな。じゃあ今から起きて来てくれる?」
と、強引に呼びつけるのだという。完全に和田アキ子のエピソードじゃないか、マッチさん。その後、今年69歳で亡くなったお父さんの話や、5歳の息子の話など、いい話が続く。ちなみに息子は徹子のことを「トットちゃん」と呼んでいるらしい。そんな流れの中、アリジゴクを息子に見せてあげたという話になったのだが、そのやり取りが、なんともいい感じのトンチンカンさに包まれていた。
「(アリジゴクの)中に何がいるの?」(徹子)
「アリジゴクですよ」(マッチ)
「アリジゴクだから?」(徹子)
「アリジゴクの一番下にアリジゴクが待ってるんですよ」(マッチ)
シュールなコントみたいな掛け合いだ。
「わー、怖い。出てこられないのね」(徹子)
「出てこられないから食べちゃうんです」(マッチ)
「ああ、そういうことをいうの、アリジゴクって。へえーー、怖いわねぇ」(徹子)
動物については何でも知っている徹子だが、昆虫についてはあまり詳しくないのか。
「アタシ、アリの巣のことを考えてたからね」
??? 結局どういうことなのだろうか。マッチと徹子のシュールな親子コント、お届けしました。
(太田サトル)