関ジャニ∞・錦戸亮、映画打ち上げ現場は自然体すぎて「助監督さんかな?」
『図書館戦争』(アスキー・メディアワークス)シリーズや『フリーター、家を買う』(幻冬舎)などの著書で知られる女流小説家の有川浩が、11月9日付のブログで“ジャニーズアイドル”の好青年ぶりについて語っている。
話のきっかけとなったのは、映画『県庁おもてなし課』(2013年5月公開)の打ち上げに出席した際のエピソード。この映画は、昨年に単行本化された有川の人気作を元にしたもので、高知県庁の「おもてなし課」で奮闘する主人公・掛水史貴役を関ジャニ∞・錦戸亮、ヒロイン・明神多紀を堀北真希が務めることが発表されている。
ブログで「手書きのお手紙」をくれたという堀北真希について、「少し人見知りな方だそうですが、一生懸命触れ合おうとしてくださる素敵なお嬢さんでした」と語り、共演者の関めぐみや船越英一郎についても、「(関さんは)高知でいろいろ観光を楽しんでくださったそうで、たくさんそのお話をしてくれました」「お父さん(清遠役の船越)はたいへん気さくな方で、正に現場のお父さん状態だったそうです」などと述べる中、主人公である錦戸については……
「(打ち上げの際)あまりにも自然体すぎて、三宅(喜重)監督と仲良く話し込んでおられるところを遠目で見かけて『助監督さんかな?』とか思ってしまったことをここで白状します」
と、若干の茶目っ気も交えてコメント。自然体で現場に馴染んでいた錦戸の様子を伝えたかったのだろうが、このひと言が原因でブログの読者からある“指摘”を受けてしまったのか、その後「追記」と題してこんな文章を書き添えている。
「『錦戸さんのお顔を知らなかったんですか?』というご質問があったので慌てて追記。もちろん存じ上げているつもりでしたが、ロケが終わってから髪を切られてたんですね。随分すっきりされてたので遠目で見ると印象がだいぶ変わっていたのです」
その後も、錦戸の出演が決まってからチェックしたというバラエティ番組の内容について述べたり、あくまでも「髪が短いイメージがなかったので」と懸命にフォローした彼女。加えて、別の作品に出演したジャニーズアイドルのことも交えながら、こう締めくくった。
「『フリーター』でお世話になった二宮(和也)さんも、『図書館戦争』でお世話になり中の岡田(准一)さんも、たいへん自然体で周囲を緊張させるということがまったくなかったので(それこそ私がうっかり見逃すくらい)、これがジャニーズ所属のタレントさんのカラーなのかなぁと思ったりします。NEWSの加藤シゲアキさんも書評の御礼をわざわざ託けてくださったりしましたし。たいそう礼儀正しく濃やかな方々だなぁと思います」
どちらかが気に入っているのか、相性がいいのか、このところ有川作品の実写化にはジャニーズアイドルの出演がお約束となっている。そのたびに、ブログでファンも知らないアイドルの魅力的な姿を発信してくれるのはありがたいこと。ファン目線ではない素朴な感想を、今後も臆することなく披露してほしいものだ。