田村淳、参院選に「維新の会」から出馬予定も、警官口論騒動でおじゃんに!?
警察官との口論をインターネットで生配信し、番組出演自粛の事態にまで陥ってしまった、ロンドンブーツ1号2号・田村淳。一部では「そもそも話題作りのためでは」などと言われていたが、現実的には、田村の今後のタレント生命にも大きな影響を及ぼしていたようだ。
田村はこれまで所属の吉本の管轄外で、定期的に生配信を行ってきた。題名の「淳の休日」からもわかるように、オフの時間を利用して自身の裁量で活動を行っていたという。
「所属事務所の吉本興業は、この淳の行動をよく思っていませんでした。しかし事務所内でも淳は、未来の明石家さんまやダウンタウンと言われており、活動方針に関して、社長に直接物言いをしたこともあったほど。下手にヘソを曲げられるくらいなら自由にさせておく……という気持ちで配信を見守っていたのですが、今回の一件で、吉本側は淳に対してかなり強く出られるようになったことでしょう」(週刊誌記者)
結果的に大騒動に発展してしまった田村の“課外活動”だったが、その裏側には、ある思惑が隠されていたという。芸能プロ幹部が明かす。
「かねてから政界進出がささやかれていた淳ですが、つい先月まで、来年の参院選に、全国比例で『維新の会』から出馬する方向で調整を行っていたんだとか。ワイドショーの司会やネット上の活動も、全国区でファン層を広げるための活動だとみられていましたが、今回の一件は、相当なマイナス材料になってしまったのではないでしょうか」
警察官を罵る姿が放送されてしまったことも重大だが、それ以上に田村の“自覚の無さ”が一番の問題点だという。
「淳は配信について、警察官に『一般人と同じことをしちゃいけないんですか』と何度も繰り返していましたが、これは公人としての自覚や覚悟がなかったとしか思えません。また、チケットの街頭販売自体も法に抵触する可能性が高く、あれほど言い散らかしていたのに、後日すぐに謝罪をしたのもそのため。この状態での政界進出は、『ルールを守れない人が新しいルールを作ろうとしている』ことで、当然支持や投票が得られるはずもありません」(同)
本業以外にも、バンド活動や、Twitter上でのファンとの交流など、ほかのお笑い芸人とは一線を画していた田村だったが、今回の出来事による打撃は計り知れないものだったようだ。窮地に立たされた田村の、今後の成り行きを見守っていきたい。