赤西仁、城田優が? 元NEWS・草野博紀ソロライブを“軍団”が援助
先月27日、横浜サンフォニックスホールでのソロライブを敢行した元NEWSの草野博紀。直前まで席が埋まらず、急きょライブ価格を5,000円から4,000円にプライスダウンするなど苦戦の様相を見せていたのだが、フタを開けてみれば当日券を求めるファンも多く訪れるなど、期待以上に充実したライブとなったようだ。
2006年「BUBKA」(コアマガジン、現・白夜書房)がスクープした未成年飲酒&淫行疑惑でNEWSを脱退し、その後、ジャニーズ事務所からもフェードアウトしていた彼が、今夏、突如として公式ファンクラブを立ち上げ、周囲を驚かせたのは既報の通り。その後、シンガーソングライター・竹本洋介との合同ライブやファンミーティングなどを大阪にて行ってきたが、首都圏で彼がステージに登場したのは実に7年ぶりのこと。それだけにファンの感激もひとしおだったようだ。
「のってぃ(※草野)が出てきた瞬間、思いがけず号泣しちゃいました。私だけじゃなくて、周りにも泣いてるファンがたくさんいて……。外見のイメージがあまりに変わったことで心配していたけど、実際に見ると声やしぐさ、ダンス、優しいしゃべり方とか全然変わっていなくて、やっぱりのってぃはのってぃだなぁってホッとしました。歌も、さらにうまくなってましたよ!!」(参加した20代のファン)
スタッフの手際の悪さもあり、ライブの開演が1時間ほど遅れてしまうハプニングもあったが、終演後のサイン会&握手会ではファンと会話を交わし、深夜まで一人ひとりに丁寧に対応。そんな彼の姿に「ジャニーズ時代じゃ、あり得ないこと」「こんなに近くで触れ合えるなら辞めてくれて正解!」などの声も。
加えて、ライブ中のMCではこんな裏話も飛び出し、ファンを大いに盛り上げたという。
「昨日も(赤西)仁や(城田)優くんとメシ食ったんです。2人とも今日のライブ来るって言ってくれたんだけど、自分が歌ってる時にみんなが後ろ(※客席に来た2人)の方を向いてたらさすがにショックだから、『絶対来んな!』って」
「もうちょっと。もうちょっと俺が大きくなったら、自分で招待するって言っておきました」
かつて、毎夜のように繁華街を賑わせていた「赤西軍団」のメンバーだったことでも知られる草野だが、今回のライブにも、持ち歌の少ない彼のために城田純(城田優の兄)率いるバンド・Ricoや遊び仲間のkeiboがゲストとして駆けつけた。また、少し前にはNEWS・錦戸亮、赤西の弟・礼保との食事風景が、礼保のTwitterで出回ったこともあり、いまだに彼らの交友関係はしっかりと続いているようだ。
ライブ数日後にアップされた公式ブログでは、
「ほんとうに幸せ者です。北海道、山形、沖縄、フィリピンとかいろんなところから忙しい中会いにきてくれてありがとう」
「会えて良かったです。俺も支えてもらっているとすごく実感しました」
と、あらためて感謝の気持ちを伝えた草野。11月、12月には再び大阪でのライブが予定されているが、武器であり、足かせでもある「元ジャニーズ」の肩書に彼がどんなふうに立ち向かっていくのか、期待を込めて見守りたい。