ジャスティン・ビーバーのセックスドール「ジャスト・イン・ビーバー」がお目見え!
「白血病で余命わずか」というデマをTwitterで拡散されたり、交際相手であるセレーナ・ゴメスの父親を自称する男性から「ペニス増強剤を購入するためクレジットカードを不正利用された」「娘を妊娠させた中絶費用も立て替えてあげたのに返済しない」という事実無根の偽裁判を起こされたりと、最近、嫌なことばかり起こっているジャスティン・ビーバー。そんな彼に追い打ちをかけるような商品が販売されることになった。「ジャスト・イン・ビーバー」というセックスドールである。
破局寸前とウワサされているセレーナとのお泊まりデートや超豪華デートが頻繁にゴシップされ、「18歳のくせに年不相応」だと叩かれることが多いジャスティン。本人はクリスチャンとして清く正しく生きていることを公言しており、先日受けた英タブロイド紙「Daily Mail」のインタビューでも、「(同年代の)ワン・ダイレクションやザ・ウォンテッドと遊ぶ時、クラブへ遊びに行こうという流れになれば、自分は必ず家に帰る」「アルコールを飲んで楽しい時間を過ごすというのもアリだと思うけど、自分はそういうタイプじゃない。みんなに良い人、良い影響力のある人だと思われたいんだ」と明かしたばかりだ。
トンガりたい年ごろなのに恥じることなく品行方正を目指すジャスティン。そんな彼を打ちのめすような商品を発売したのは、パイプドリームという会社。“アヘンを吸ってはかない幻想を見る”という意味の「パイプドリーム」が社名の由来であるこの会社は、「お手ごろ価格で顧客に満足を提供」をテーマにさまざまなセックストーイを開発・販売。ポルノ界のアカデミー賞と称される「AVNアワード」をはじめ、「エロティック・アワード」「ストアー・エロティカ・アワード」などを獲得しており、エロ業界のアワード荒らしとして知られている。
そんな業界に名高いパイプドリームが一押ししているのが、「スーパースター・シリーズ」というセレブのセックス・ドール。ジェニファー・ロペスの「J-Hoファンタジー・ドール」、キム・カーダシアンの「キンキー・キムの“みだら”なラブドール」、リンジー・ローハンの「リンジー・ブロウハム・ラブドール」などがラインアップされており、膨らますタイプのセックス・ドールなため、価格もお手頃で人気だという。
この「スーパースター・シリーズ」に新しくお目見えしたのが、「ジャスト・イン・ビーバー」ラブドールである。箱には「ゲイじゃないよ!(OK、ちょっとそうかもね)」「ビーバー語り尽くす! “セレーナはオレのグラミーをむしゃぶり、ゴールドを吸い取っていいんだぜ”」「やっと18! キミの世界をロックしてやるぜ」「キミのボーイ・トーイになりたい」というキャッチフレーズが書かれており、ジャスティンをイメージした男性モデルが満面の笑みを浮かべた写真がデカデカと載っている。
モデルはジャスティンのようにキャップを斜めにかぶり、上半身をさらけ出しているのだが、本物のジャスティンとは対照的に胸板は厚く、バランスの取れた筋肉を持っている。肌ツヤもよく、若さがみなぎっているのだが、ジャスティンが持つピュアな雰囲気はまったく出ておらず、好意的に見ても20代半ばといったところ。
商品紹介文は、「法律スレスレのボーイ・トーイ『ジャスト・イン・ビーバー』をご紹介しましょう! 彼は18年という長い年月、小さな濡れ濡れチ○コを濡れ濡れな何かに突っ込みたいという衝動を抑えてきました」とダイレクトすぎる卑猥な言葉でスタート。「エロい気持ちになってしまうのは女性だけじゃない。彼のスキニージーンズをはぎ取るよりも早く、ストレートな男性をゲイに変身させてしまう、そんな効力もあるのです!」という驚きの言葉の後、「何を待っているのですか!? このゲス野郎のうぬぼれた気持ちを膨らまし、あなただけのビーバー・乱キチ騒ぎをお楽しみになってください!」と購買意欲を煽る言葉で締めくくっている。
気になる商品だが、中国産のビニール製で、膨らませて使用するとのこと。バイブレーター付きで、販売価格は26ドル(約2,000円)前後。ラブドールを使用する際には、パイプドリームで販売しているジェルをつけること、使用後はパイプドリームで販売している除菌クリーナーでキレイにすることが推奨されている。
ちなみに、パイプドリームはマイリー・サイラスのラブドール「とうとうマイリー」も販売しており、アマゾンでも購入可能だ。しかし、レビューには「買うな! マイリーなんかじゃない」「こんなものを販売するなんてひどい」「だまされた」「がっかり」「販売禁止にするべき」という悲痛な声が多く寄せられている。マイリーだが、この商品を鼻っから相手にしておらず、完全に放置しているようだ。
ジャスティンには熱狂的なファンが多く、「白血病で余命わずか! 剃髪してジャスティンを応援しよう!」というTwitterデマの呼びかけを真に受けて、実際に髪をそり落としたファンが何人もいた。彼女たちがこのセックスドールに手を出すとは考えにくく、ジャスティンのイメージを破壊するようなこの商品を見たら、きっと心を痛めるものと懸念される。
いろいろな意味で話題を集めている「ジャスト・イン・ビーバー」だが、本人の許可なく生産・販売しているため、近いうちに警告を受け、販売停止になる可能性もあるのではとみられている。