28歳の崖っぷちホステスの生き様とは!? 痛快お水漫画『お水の花道』

2012/11/06 15:00
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 「花の命は短くて、それでも咲かなきゃ女が腐る。28歳ガケップチ咲かせてみせますお水花――」今回ご紹介するのは、講談社「Kiss」で連載されていた、原作:城戸口静・画:理花の『お水の花道』。1999年と2001年に財前直美主演でドラマ化され、視聴率20%を達成したこともあるほどの大ヒット作品です。
 
 バブル絶頂期、六本木の「CLUB PARADAISE」でNo.1の座を誇っていた、弱冠20歳の明菜。1日平均10指名を取るほどの超売れっ子だったが、若さはいつまでも続くものではない。全盛期から8年の月日が流れ、28歳になった明菜は、お客の指名はつかず若い子のヘルプばかりに明け暮れる、まさに崖っぷち状態。しかしそんな中、明菜は、お客様に楽しんでもらうための接客を、若いホステスたちに身を持って教えながら、お店を盛り上げようと奮起する。

 女は年を取れば取るほど、ちやほやされなくなっていく……、それはお水の世界ならずとも、女ならば誰しもがぶつかる壁。しかし明菜は、若い子を出し抜こうとして卑怯な手を使うのではなく、卑屈になったりもせず、ホステスという仕事に誇りを持ち、正々堂々とその背中で「お水の花道とは何ぞや」を示し続けます。そんな明菜の姿に触発され、「CLUB PARADAISE」の面々やお客たちが気付きを得ていく様子は、まさに痛快そのもの。

 「最近、会社でお局扱いされちゃって……」とお悩みの女性に持って来いの作品ですが、日々の仕事で何かしらストレスを感じている女性にとってもオススメの本作。全15巻もあるので、集めるのが面倒くさい……という人は、「電子書籍Renta!」を利用してみませんか? 簡単な会員登録だけで、なんと立ち読み無料。全15巻が、手軽にPCやiPhoneで読むことができます。しかも、今なら半額キャンペーン実施中なので、一冊200円(11月19日まで)。 ぜひ通勤中などに『お水の花道』を読み、明日への仕事の活力を得てみてはいかがでしょうか。

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最終更新:2014/04/01 11:28