姑との心理戦と嫁たちの友情の行方は!? 漫画『かんかん橋をわたって』
古今東西、女同士がひとつ屋根の下で暮らす限り勃発するのが、嫁姑騒動。ネットの巨大掲示板に日夜書き込まれる、姑や小姑からのいびり体験に復讐体験。芸能界でも、「あの女の産む孫はほしくない」と発言した高嶋政伸の母・寿美花代や、息子・仁科克基に「多岐川華子が男を作った、慰謝料をもらいなさい!」と言った仁科亜季子など、華麗なる一族も嫁・姑の騒動とは無関係ではない様子。そして、今回紹介する漫画『かんかん橋をわたって』(ぶんか社)は、そんな女2人の家庭内バトルを描いた、恐怖と笑い、そして感動の作品です。
住み慣れた「川南」から、橋の向こう側の「川東」に嫁いだ萌(もえ)は、上品で聡明な姑・不二子(ふじこ)に引き目を感じながらも、嫁として家庭に馴染もうとしていた。萌が炊く米だけいつも失敗に終わるなど、日々釈然としない気持ちもあったが、夫の優しさと実家の母親を思い出し暮らしていた。しかし、ある日町の人が萌に「あなたの姑は川東いちのおこんじょう(意地悪)」と耳打ちしてきた。姑に憧れていた萌は信じられなかったが、ある夜、恐るべき姑の行動を目撃してしまう……。恐ろしさに身震いが止まらない萌、姑の裏の顔にどう立ち向かう?
ドロドロとした感情といびりの手法だけに終始しがちな嫁姑作品にあって、この『かんかん橋をわたって』は、女のスポ根漫画としても楽しめる世界観。嫁姑の仲の悪さを町内でランク付けした「嫁姑ランキング」や、嫁の不幸番付け表など、ほかにはない設定がストーリーを盛り上げます。「嫁姑ランキング」上位の嫁とつながり成長していく萌の姿や、嫁同士の友情と連帯感が芽生えていく様は、まさにスポ根。今すぐ読みたい、そんなあなたにおすすめなのが、電子書籍サイト「Renta!」。今ならこの『かんかん橋をわたって』1巻が丸ごと無料で読めるキャンペーンを実施中。必要なのは簡単な会員登録だけ。女の人生勉強に、一度読んでみることをオススメします!