浅野忠信&仲里依紗破局、原因は「来るもの拒まず」の恋愛スタイル?
15歳の年の差カップルとして話題になっていた俳優・浅野忠信(38)と女優・仲里依紗(23)が、すでに破局していたと報じられた。
今月中旬に開かれたファッションイベントで、記者から交際について聞かれ「あまりしゃべると怒られるから……」と答えていた浅野だったが、この時すでに別れていたことになる。お互いの仕事の忙しさで、会う時間もなく、すれ違いが続いたための別れだという。夫婦じゃないわけだから、会えなければ会えないだけ燃えるのが恋愛。ほんの少しの余暇を見つけてはデートすればよいのだ。芸能人同士ならば、こんなカップルはいくらでもいる。それでも破局を迎えてしまったのは、その原因が2人以外によるものだから。もともとこの別れ話は、事務所サイドから出されたものなのだ。
2人の熱愛が報じられたのは、今年2月。写真週刊誌に、大阪・ミナミの繁華街での手つなぎデートをキャッチされ、ハグする姿も激写された。交際発覚後、浅野は「仲良くさせてもらっている」と、正直に交際を認めた。また、2人はTwitterで、同じ日に同じ場所に一緒にいるとわかる書き込みをするほどラブラブ状態だった。
浅野は、1995年に6歳年上の歌手・CHARA(44)と結婚、1男1女に恵まれたが、2009年に離婚している。翌年にはモデルのダイアナチアキ(24)との仲がウワサされるようになったが、離婚のもともとの原因がチアキともいわれた。結局、チアキとも終焉を迎えることとなったが、そのチアキと仲良しだったのが仲。交際期間中に、チアキから浅野を紹介されていたそうだ。
当時、仲にもモデルで俳優のCHIKARA(23)という恋人がいたが、昨年末に恋は自然消滅。そんな恋愛で傷を負った(?)者同士の恋が始まるのに、時間はかからなかった。お互い忙しい時間の合間を縫っての逢瀬。限られた時間の大阪デート。2人の恋は世界を駆けることにもなる。7月には、来年11月公開の映画『ソー:ザ・ダーク・ワールド』のロケで、英国ロンドンに滞在していた浅野を里依紗が訪ねた。はっきりとは書いていなかったが、里依紗のTwitterには、浅野と会ったことをうかがわせる内容の書き込みがあった。浅野が、というより仲が、のめり込んでいった恋愛だったようだ。
女性週刊誌記者からは「主演の連続ドラマが続く仲の恋愛は、事務所にとっては頭の痛い問題だったようです。だから、会えないほど仕事を入れたのは事実。計画通り破局に至って、事務所は万々歳ですよ」という声もある一方、ドラマ制作会社のスタッフは「浅野には結婚願望がまったくない。仕事第一。『恋愛は、あってもなくてもいい』というタイプ。来るもの拒まずの恋愛をする人ですからね。壊れるべくして壊れた恋愛ですよ」と語る。花火のような恋愛も、お互いの考え方が大きく違っていたのならば、長続きしないのは当然なのかもしれない。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。