泉ピン子が上戸彩とHIROを呼び出し! その知られざる母心とは?
大御所女優・泉ピン子が上戸彩とEXILRのHIROを呼び出し、結婚を祝う会を開いた様子を、11日発売の「女性セブン」(小学館)が伝えている。交際時には人目を気にして外出することもできなかった上戸&HIRO夫妻だが、ピン子からのお祝いに夫妻は感激しきりで、終始上機嫌な様子で約3時間の宴を楽しんだという。同誌には、後ろ姿ではあるが、初の夫婦ツーショット写真も掲載されている。
しかし、共演経験があると言っても、ピン子と上戸の組み合わせというのは意外な繋がりに感じてしまう人も多いのではないだろうか。2人はかつて『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で共演し、2005年のSPドラマ『美空ひばり誕生物語~おでことおでこがぶつかって~』(同)では、親子役を演じた。以後は一気に距離を縮め、実際の母娘のような間柄になったという。今回、晴れて入籍し、夫婦として堂々と街を歩けるようになった“愛娘”を祝うため、ピン子はお祝いの席を設けたようだ。
ピン子といえば、バラエティ番組などで見せる歯に衣着せぬ物言いが特徴。最近では、くりぃむしちゅー・上田晋也の代わりに登場した素人の兄に対し、「おまえは熊本に引っ込んでろ」などと暴言を吐いたことがネットを中心に話題となったばかりだ。しかし、カメラが回っていない裏側では、共演者と本当の家族のような関係を築くなど、実は人望の厚い人なのだろう。
また、ピン子が共演者に思い入れを注ぐのは上戸だけではなく、『渡鬼』で幼少期から息子役を演じている、えなりかずきに対しても、特別な思いがあるようだ。連続ドラマの最終回では、えなり演じる息子の眞が結婚したが、ピン子はかつてインタビューで「アタシ子どもいないから、ほんとにかずきは自分の子みたい」と語っており、母親として実生活でのえなりにも「結婚してほしくない」という複雑な親心が芽生えていることを明かしていた。
「ピン子さんは世間的には“ワガママ”というイメージがついていますが、目上の人には凄まじい忠誠心を発揮する人で、それが現在の彼女の地位を築いたといっても過言ではない。『渡鬼』プロデューサーの石井ふく子や脚本家の橋田壽賀子からも、それぞれ娘のように可愛がられています」(週刊誌記者)
自身の経験も活かして、若い世代に芸能界のルールを教えていたピン子。上戸が、まだまだマスコミにその動向を注視され、夫婦での外出を控えている最中にもかかわらず、ピン子の呼び出しに応じたのも、こうしたピン子の母親さながらの愛情に、親しみと尊敬の念を抱いていたからなのかもしれない。