Sexy Zoneの新曲がついに一桁台に! ファンが戸惑う売り出し方の“異変”
10月3日にニューシングル「Sexy Summerに雪が降る」をリリースしたSexy Zone。年明けには『新春アリーナコンサート』を開催することも決定したセクゾンだが、CD売り上げに関しては右肩下がりで減少しており、ファンからは心配の声が挙がっている。
昨年11月、ジャニー喜多川社長の「スペオキ」(スペシャルお気に入り)と言われる佐藤勝利をセンターに据え、『ワールドカップバレーボール2011』のテーマソング「Sexy Zone」でデビューした彼ら。デビュー曲は初動17.3万枚を売り上げたが、今年4月にリリースされた2ndシングル「Lady ダイヤモンド」では、多数の特典を付けて販売したものの初動11.6万枚という結果に。そして、今回の3rdシングルは初動9.5万枚と一桁台を記録してしまったのだ。
今回のシングルは、初回限定盤A・B(各1,300円)と通常盤(1,100円)に加え、今夏に上演された『Johnny’s Dome Theatre~SUMMARY~』会場限定盤(1,000円)が販売された。また、初回限定盤Bには12ページのフォトブックレット、通常盤の初回プレスにはトレーディングカード(5種のうち1種のみ)、会場限定盤にはメモリアルステッカーシートなど、封入特典もそれぞれ異なっている。
「カップリングには、メンバーの松島聡・マリウス葉に、東西のジャニーズJr. 6名(神宮寺勇太、中村嶺亜、倉本郁、羽生田拳武、西畑大吾、永瀬廉)を加えたユニットSexy Boyzによる『雨だって』が収録されています。さらに全国のCDショップで購入すると『Sexy Zone』と『Sexy Boyz』の両面ミニポスターが特典として付くなど、Jr.ファンを巻き込んで購入を促すのはファンとしても疑問を感じてしまいます……。リリースに際してのテレビ露出も少ないし、売り上げが悪くても当然なのでは」(熱心なSexy Zoneファン)
8月の『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)では、真夏には不釣り合いなサンタクロースの衣装で登場し話題となったが、シングル発売前に宣伝できる大きな機会としては、9月24日に出演した『HEY!HEY!HEY! 秋の生放送SP』(同)のみだったことから、ネット上でも「歌番組少ない」「もっと宣伝するべき」という意見もあるようだ。
また、今回のシングル発売を機にグループにはある“異変”が起きたことも、ファンを悩ませている一因のようだ。
「CDジャケットや渋谷のスクランブル交差点にある大看板の写真が、松島くんとマリウスくんだけ扱いが小さいので、ファンの間で戸惑いが生じています。歌唱時の衣装についても、デビュー後のKis-My-Ft2と同じように“格差”が生じている時もあり、事務所の方針に納得がいきません」(同)
確かに、これまで5人の写真はほぼ対等の大きさで扱われていたが、今回の「Sexy Summer~」のジャケットに関しては、前面で大きく写る佐藤・菊池風磨・中島健人に対し、残る2人は明らかに写真のサイズが小さく、後方に写り込んでいるデザインだ。このような現状に対し、「2人の扱いひどすぎ」「同じグループなのに……」などと、困惑するファンが続出している。
デビューから間もなく1周年を迎えるSexy Zoneだが、グループの売り出し方に試行錯誤する事務所の様子がうかがえ、早くも先行きが不安になってしまう。デビュー時は「ゴリ推し」と言われるまで期待された彼らだが、新たにデビューが期待されているバカレア組など早くも後輩からの追い上げが始まっている。本人たちにとって、これからが正念場となりそうだ。