「森内、足速かったよな」NEWS9年目に、旧メンバーへの思いを告白!
山下智久、錦戸亮の脱退後、初となるシングル「チャンカパーナ」でオリコンウィークリーチャート1位を獲得し、全国7カ所を回る3年半ぶりの全国ツアーを開催するなど、4人体制での晴れやかなスタートを切った新生NEWS。
そんな中、9月15日に行われた広島公演のMCで、リーダー・小山慶一郎の口から
「こんな機会だから言うけど……ボクは、森内も、内も、草野も、Pも、亮ちゃんも、みんな大好きです!」
と、森内貴寛、内博貴、草野博紀、山下智久、錦戸亮の旧メンバーに対し、愛情あふれる「告白」が飛び出し、ファンを大いに沸かせたという。
実は、この公演はNEWSにとっても特別なものだった。今を遡ること9年前、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターとして結成された「NEWS」が、新高輪プリンスホテル「飛天の間」でマスコミ陣にお披露目された日が、まさに「9月15日」だったのだ。
「この日、一部のファンがコンサート中に『みんなでHappy Birthday歌おう』ってサプライズを企画して、大成功したんです! メンバーたちも『準備してくれてたの!?』『すげー! ありがとう』って、すごく喜んでくれました!」(参加した20代のファン)
そんな“思い出の日”ということもあったからだろうか。MCでは
「9年たって、だいぶ(メンバーが)減ったよね」
「舞台もなんだか広くなったし」
「衣装にも多少、お金かけてもらえるようになったよね」
などと禁断の(?)自虐ネタで盛り上がったり、手越祐也が映画『るろうに剣心』を見に行ったという流れから、「びっくりした。映画の主題歌、元メンバーが歌ってたからさ。ONE OK ROCK。森内ね。あいつ、足速かったよなー」と、森内が現在ボーカルを務めるバンドの名前が飛び出す場面も。
山下と錦戸の脱退以降、手越の「やる気のない人を無理にグループにとどめてやるというのは、いい選択肢ではない」との発言や、加藤シゲアキの「4人でNEWSだったと割り切った」などの発言が強調して報道され、4人が過去のメンバーと“決別”したかのような印象を周囲にも与えてきた。
「山下、錦戸の脱退直後は『納得できない』『許せない』と率直に怒りを表していた彼らも、上層部にグループの存続を掛け合うなど、新生NEWSに向けて気持ちを切り替えた頃から意識が変わったようです。『チャンカパーナ』がオリコン1位に輝くなど結果を残せたことも大きいでしょう。前シングルから10万枚以上差をつけたことで自信を持ち、再スタートの後押しとなったことは間違いありません。グループ間の雰囲気も、旧メンバーの時は人気とキャリア面でリードしていた山下、錦戸にほかのメンバーが遠慮していた節がありましたが、今はかえって伸び伸びしていると評判です」(ジャニーズウォッチャー)
葛藤を乗り越え、自身の足で歩き始めた新生NEWS。メンバーにとってもファンにとっても、この9年間がNEWSの大切な歴史であることには変わりない。さまざまな想いが錯綜しつつも、旧メンバーを「大好き」と宣言できたこの瞬間こそが、新生NEWSの本当のスタート……だったのかもしれない。