『ボーン・レガシー』のジェレミー・レナー、来日で日本庭園見学を熱望!?
――海外セレブの来日プロモーション。本国ではパパラッチに追われる彼らも、日本では束の間の自由を謳歌! しかしそれゆえ、日本滞在をお世話するスタッフたちの苦労は多いんだとか。セレブの素の姿を知る関係者から話を聞き出し、コッソリお伝えする「スター☆マル秘報告書」!
『ボーン・レガシー』(9月28日公開)のキャンペーンで初来日を果たしたジェレミー・レナー。マット・デイモン主演で大ヒット三部作となった『ボーン』シリーズの最新作の主演に抜擢された彼は、日本での知名度はイマイチですが、ハリウッドではアカデミー賞作品『ハート・ロッカー』の主演や最近では『アベンジャーズ』にも出演。ハリウッド期待の演技派です。
来日は本作のワールドキャンペーンの一環だったらしく短期間でした。そんな中、ジェレミーが「日本に来たら、絶対に行きたい場所があるんだ!」と張り切っていたのが日本庭園見学。彼は、中央区にある浜離宮恩賜庭園に行きたがっていたそうです。なぜ日本庭園なのでしょうか? 実は彼、『ハート・ロッカー』でブレイクするまで、アメリカでの知名度もイマイチ。役者だけじゃ食べていけないということで、なんとリフォーム業で稼いでいたそうです。
リフォームした家を転売して稼ぐという仕事で、結構儲けていたとか。それもビジネス面だけでなく、自分でリフォームもしちゃうという、ガテン系ハリウッドスターのレナー。『ボーン・レガシー』でも逞しい二の腕を披露していますが、撮影のために鍛えたというより、元から鍛えられた腕だったのですね。現在では自分の会社も持っているという彼ですが、その事業内容には映画製作とともにリフォーム業も含まれているとのウワサ。自宅も自分でリフォームしたそうで、庭は日本庭園をモチーフにして造り上げたそうです。なるほど、だから本場の日本庭園が見たかったのでしょう。
しかし、レナーの来日スケジュールは過密でした。会見で初来日の感想を聞かれ、「空港とホテルしかわからないんだよ」と言っていたらしいので、日本庭園には行けなかったかも。ぜひ次回来日したときは、浜離宮だけでなく、京都まで足を延ばしてほしいものですね!
斎藤 香(さいとう・かおり)
映画好きが高じて、映画誌編集者を経てフリーランスライターに。ハリウッドセレブや韓流スターの来日現場でマル秘ネタを連日情報収集。All aboutの映画ガイド担当。