【ヤリマン肯定主義】特別編

ヤリマン閑散期を救う・出張ホスト、本番はNG……だけど○○はイケる!

2012/09/22 16:00

 夏の終わりと共に、人々のギラギラモードがトーンダウンしてしまう9月は、ヤリマンにとって閑散期です。飲み会や合コンに出向いてもいっこうに成果があげられず、セフレにメールしても「しばらくは股間を休ませたい」というつれない返事。

 だったら、いっそのこと玄人に目を向けてみませんか? そう、出張ホストです! とはいえ、出張ホストを利用したことがない人にとっては、「料金っていくらくらいかかるの?」「イケメンが来るの?」「本当に安全なの?」など、わからないことだらけですよね。特にヤリマンとして興味があるのはただ1つ……「あっちの方のテクニックはどうなっているの?」ということ! そこで今回は、出張ホストクラブ「Precious」所属2,000人のホストのナンバー1に君臨する藤原凜月さんに、出張ホストの知られざる世界を伺ってきました。

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藤原凜月(ふじわら・りつき)1981年9月25日生まれ(30)。
北海道出身。身長172センチ、体重56キロ。血液型A型。
(国立大の大学院卒だそうです!)


――出張ホストというお仕事は、一般男性よりも女性に出会う機会が多いかと思うのですが?
 
藤原 自分は出張ホストの仕事を始めて2年ちょっとなんですけど、延べ300人くらいの女性と会いました。年齢層は、20代の方もいれば60代の方もいらっしゃいますね。風俗業や水商売など、夜の仕事をしている方が半分くらい。あとは、昼間に働いているOLさんなどでしょうか。主婦の方からご指名を頂くこともあります。旦那さんとセックスレスだという人もいます。

――セレブしか利用できないイメージがあったんですけど、誰でも手が届きそうですね。で、会ってナニをするんでしょうか? やっぱり、セックス?

藤原 (笑)。本番行為は禁止になっているんですよ。


――えっ……、挿入は、ナシ?(ショックを受ける筆者)

藤原 本番以外の行為はしますよ。うちには、「ヘルストリートメント」っていうコースがあって、ショート(2時間30分)20,000円からなんですが、ディープキスや、胸・性器へのトリートメントなどを行っています。それから、ローターもお持ちするんですけど、僕自身は、道具はほとんど使わないですね。

――なるほど。(道具を使わない=手や口はかなりのテクニシャンか? と妄想しながら)えっと、先っぽだけ、とかもダメでしょうか?

藤原 ダメです(笑)。だけど、ヘルストリートメントコースを利用するからといって、皆さん欲求不満というわけではないと僕は思っています。欲求不満ではないけれど、なんとなく満たされない思いがあって……もしかしたら肌と肌の触れ合いに癒しを求めているのかもしれませんね。

――癒し……ですか。ヤリマンライターとしては、あまりセックスに癒しを求めないものですから……(テンションが下がる筆者)。


藤原 えっと……(笑)あ、でも! 癒しとは正反対に、刺激を求めて利用するお客様もいらっしゃいますよ。カップルのお客様に指名されて、男性が見ている状況で女性を攻めたこともあります。

――(テンションが上がる筆者)寝取られ願望ですね! ほかに、どんなリクエストがあるのでしょうか?

藤原 風俗嬢さんからは、お客さんに試す前に試させてほしいって言われることもあります。

――プレイの実験台ですか(笑)。……でもやっぱり、挿入がNGってことは騎乗位の練習とかはダメなんでしょ?

藤原 (笑)。本番行為はNGですが、お客様がホストに何かするのはOKなんですよ。なので、SMクラブで女王様をやっているお客様に頼まれて、ムチやローソクを試されたこともありました。

――なるほど。出張ホストって、女性がされる側という印象だったんですが、お客様からのリクエストは断らないんですね。素晴らしいプロ根性です! 

藤原 いや、実はどうしてもダメだったものがあって……。ペニスバンドをアナルに挿入させてほしいと言われた時は、申し訳ないんですけど、さすがにお断りさせていただきました(笑)。でも、ほかのホストだったらペニバンもOKかも。

――そういえばHPのご利用規約に「特殊なプレイをご希望の方は、事前に当店に御相談下さい」って書いてありましたよね。ペニバンは要相談……と!

藤原 プレイ以外にも、例えば社員旅行に彼氏として同行してほしいってリクエストもありました。ほかには、旅行じゃなくても、九州在住のお客様から指名をいただくこともありますよ。

――えっ! 出張ホストを代理彼氏として利用する方もいるんですか? 仕事で旅行に行けるのは羨ましいなぁ。九州にも出張ホストのお店はあるでしょうに、わざわざ交通費をかけて呼んでもらえるというのは、うれしいことですね。そんな300人もの女性を魅了し続けてきた藤原さんにお伺いしたいのですが、「いい女」というのは、どういう女性でしょうか? 

藤原 自分のやりたいことをやっている女性は魅力的ですね。

――へぇ~。じゃあ、この連載を読んでくれている、ヤリマンやヤリマンになりたいと思っている読者の方が一番知りたいところだと思うんですが、“エロくて”いい女はどういう女性だと思いますか?

藤原 う~ん?? 難しいなぁ。

――……じゃあ、最後に聞きますね(笑)。別の質問なんですけど、9月は夏という恋の季節が終わって、男性がクールダウンしてしまう時期なので、ヤリマンにとっては閑散期なんですよ。なので、出張ホストにも目を向けてみようかなぁというヤリマンもいるかと思うんですけど、ホストさんを選ぶポイントってありますか?

藤原 HPやブログを持っているホストだったら、更新頻度をチェックしてみてください。ちょくちょく更新している方が、仕事に対する熱意も強い気がします。最近は、お店所属ではなく、個人でホストをしている人も増えてきていますが、お店所属のホストの方が、トラブルがあった時にクレームを入れやすいという点はあります。これは、一般のお仕事にも共通しますが、遅刻をするホストはクレームの対象になりますね。あとは、待ち合わせの際に、「初めまして」の声が大きすぎるのもNG。周囲に、出張ホストとの待ち合わせだってバレバレになっちゃうと、女性の方は恥ずかしい思いをされるでしょう。

――待ち合わせといえば、いかにもっていう黒服だと、ホストさんと歩いているっていうのがバレバレになっちゃいますからね。

藤原 夏場だと、「浴衣で」ってリクエストされることもありました。逆に、舞台を観に行ったり、ドレスコードのあるレストランに行く場合は、「スーツで」と指定されることもあります。本当にいろんなお客さんがいますよ。……そうですね、お子さん連れで利用されるお客様もいらっしゃいますよ。

――え~子連れで? 大胆ですね!!

藤原 僕は、小っちゃい子の面倒を見るのが得意なので、まったく苦になりません。むしろ楽しいくらいです。ただ、子どもの面倒をみるのがうますぎて、「実は結婚していて、奥さんや子どもがいるんじゃないの?」って疑われたこともありました。本当に結婚していないし、子どももいないんですけどね(笑)。プライベートといえば、「本命のカノジョにしてほしい」「ホストの仕事を辞めてほしい」と迫られることはありますよ。

――やっぱり大多数の女は、どこか切り離せないところがあるんですね。正直、女の面倒くささともいえるかもしれません。でも、藤原さんが出張ホストを辞めないということは、この仕事に魅力を感じているから? 

藤原 そうですね。出張ホストほど、性的なことも含め、女性の“本音”に触れられる仕事はないと思います。彼氏や旦那さん、周りの人には言えないけれど、出張ホストである僕だけには言える話をしてくれる人もいますし。それで、気持ちよくなってもらえて、さらに「ありがとう」と言ってもらえる。僕と会うためにダイエットしてくれたり、美容院やネイルやエステなど努力をしてくれて、実際に女性が綺麗になっていくのを見るのもうれしいですね。

――出張ホストダイエットとか流行りそう(笑)。

藤原 だけど、無理はさせたくないんです。出張ホストにかけるお金も、借金してまでっていうのは違う気がします。いいデートをしようと頑張ってくれなくても、最初は2時間とかで、お茶したりカラオケ行ったりってだけで充分だと思いますよ。

――出張ホストヴァージンが最初の一歩を踏み出すには、まず2時間カラオケコースからってことですね! ヤリマンは、とにかくヤルことに前のめりになってしまうものですけど。最後に、さっき聞いた「エロくていい女」の定義をお願いします!

藤原 相手がしてほしいことを察することができる女性かなぁ。あとは自然体な人。日常でも性的なシーンでも、演技はらないと思うんです。最近は、仕事で頑張りすぎている女性が多い気がします。女性には、頑張りすぎないでほしいですね。

――……頑張りすぎない、か。ってことは、口でコンドームを着ける練習とか、いらない頑張りなのでしょうか?

藤原 えーっと、いらないですね(笑)。

菊池美佳子(きくち・みかこ)
21歳で処女のままキャバ嬢デビュー。その後、数々のナイトワークとオトコのカラダを渡り歩き、ハケンOLを経てヤリマンライターへ転身。
ブログ「マンゴージュースと黒あわび」

・出張ホストクラブ「Precious
お問い合わせ:0120-52-5056(12:00~23:00)
※ご予約の際に「サイゾーウーマンを見た!」でプレシャスホスト限定・初回コースを10%引きとさせていただきます。

最終更新:2019/05/24 17:11
『本番力 ~ 本番に強い人が必ずやっている26の習慣』
でもやっぱり本番したいわ~☆