SUPER JUNIORメンバーの父親が橋下市長批判! ファンにも衝撃が走る
SUPER JUNIORのメンバー・シウォンによる竹島問題へのパフォーマンスについては既報のとおりだが、騒動はその後、シウォンの父親によって続行中である。
ことの発端は、SUPER JUNIORのメンバー、チェ・シウォン(25)が自身のTwitterで「独島は私たちの領土であり、命を捧げて守らなければならない。誇りを持って守っていきましょう」といったツイートをリツイートしたことだった。この発言で、日本のK-POPファンにも動揺が走ったが、加えて21日発売のスポーツ紙にも反韓感情の高まりにより「K-POP冬の時代」が到来すると書かれるに至った。そんな状況の中、シウォンの父親のチェ・ギホ氏がさらにこの問題の火に油を注いだのだ。
チェ・ギホ氏はコスダックの上場企業の代表取締役を務めた後、製薬会社の取締役に就任、兼任で大学教授も務めている。そんなギホ氏が21日、大阪市の橋下徹市長の「慰安婦が軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられた証拠はない。あるなら韓国にも出してもらいたい」という発言に対し、日本語で「橋下徹市長は次期総理大臣の候補者の一人ですが日本の政治家の水準を見るような発言ですね!ドイツと日本が違う証拠ですね 間違い事は間違いましたすればいいのに何ですか 本当に理解できないですね!」とツイート。さらに、「あなたがたは、白く塗った墓に似ている。外側は美しく見えるが、内側は死人や不潔なものでいっぱいである。このようにあなたがたも外側は人に正しく見えるが、内側は偽善と不法とでいっぱいである。あなたがたは災いである」と、新約聖書の言葉を引用し批難したのだ。
シウォンの発言には苦しいながらも一部理解を示していたファンも、こうしたギホ氏の言葉にはさすがに違和感を持ち始めたようだ。
「『私は反日ではないが、嘘つきな日本人や状況を嫌う』とツイートしていますが、日本で活動している息子を持ち、その息子が現在日本でどう見られているのか理解していたら、こんなことは言えないと思います。24日にSUPER JUNIORのファンミーティングが横浜で開催されるのですが、“竹島”と書いたボードを持って行ってシウォンに見せつけようという人や、中には生卵を持って行ってシウォンに投げつけようというファンまで現れています」(SUPER JUNIORファン)
シウォンに「卵を投げる」という話題は、「とりあえずファンミに卵持参する事に決めた 投げて届かない場所なら諦める」という2ちゃんねるの書き込みが発端と考えられるため信ぴょう性は低い。そんな過激な行動に走ろうとするファンに対し、「ほかほかごはんを持って行って卵かけごはんを食べよう!」とたしなめる者もいたが、しかし一方で、「もうちょっと早く言ってくれれば、ファンミチケットもシングルも買わなかったのに」と不買に動く声も上がっている。
ギホ氏の発言とほぼ時を同じくしてリリースされたSUPER JUNIORのニューシングル「Sexy,Free & Single」は初日売り上げ6万枚超と、自身最高の売り上げを記録し、オリコンデイリーランキングでも2位と順調な滑り出しをみせた。しかし、これら一連の騒動が、今後SUPER JUNIORとK-POPにどこまで影響するのか気になるところである。
(松島友海)