文藝春秋がAKB48公式本発売で、第2の指原スキャンダルは幻と消える?
AKB48のスキャンダルを“唯一”掲載できる媒体と言われていた「週刊文春」(文藝春秋)が、ついに降伏してしまったとネット上で話題になっている。「高橋みなみの母親逮捕」「指原莉乃がファン男性と交際」など、他社が後追いすら尻込みしたAKB48スキャンダルを報じてきた「文春」。しかし、同発行元から『AKB48 東京ドーム公演 オフィシャルムック AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~』が今月23日に発売されることとなり、ついにスキャンダル記事は封印と見られているようだが……。
同書は、今夏開催されるAKB48東京ドーム公演の、いわば公式パンフレット。公演翌日に卒業が決定している前田敦子の特集も組まれており、完全にファン向けに作られた内容となっている。さらに「文春」のグラビアページに2週続けてAKB48メンバーが登場したこともあって、いよいよ敵対関係も解消されたと言われているのだ。
「しかし『文春』の編集部内では、公式ガイドブックの出版自体、情報解禁まで把握していなかった可能性もありますよ。出版社内で連携が取れていないケースというのは非常に多く、単純にグラビア掲載=和解に繋がるとは限りません。さらに今回は、たまたま指原のスキャンダル掲載の直後にオフィシャル本がクローズアップされてしまっただけに、『文春はAKB48に懐柔された』と感じる人も多かったのでは」(週刊誌記者)
さらに、こうした声が挙がってしまうことで、より「文春」がAKB48のスキャンダル報じることに熱意を燃やす可能性も高まるという。
「『文春』は新編集長に交代してから、『読者目線を意識する』方針になったと言われており、メルマガ読者のアンケートを定期的に掲載するなど、ネットの声も非常に意識しています。ネットで『文春がついにAKB48に寝返った』などと言われているのならば、逆に燃えてスキャンダルを連発したがるはずですよ」(同)
すでに「AKB48スキャンダル=文春」の構図は完成されつつあり、今後も指原の元交際相手のように、『文春』にネタを提供する人物が現れるのではといわれているとか。年内には何事もなかったかのように、スキャンダル記事が掲載される可能性は高い。
女性誌、写真週刊誌でもご法度と言われるAKB48スキャンダル。果たして今後、「文春」さえも屈してしまう日は訪れるのだろうか?
「もし公式ガイドブックが30万部、40万部と好調な売上を記録すれば、『文春』のAKB48スキャンダルは、落ち着くかもしれません。スキャンダルを望まないファンができることは、CDと同じく同書を大量買いすることですね(笑)」(出版関係者)
AKB48と「文春」の戦いは、まだまだ続くことになりそうだ。