キム・カーダシアン、恋人からの“ビッチ”という称賛に「光栄だわ」
連日、キム・カーダシアンと、音楽プロデューサーでラッパーのカニエ・ウェストのバカップルぶりが報道されている。キムの離婚が成立したら、カニエは彼女にプロポーズをするとも伝えられており、先日は新曲『パーフェクト・ビッチ』は彼女に捧げるものだと発表。「ビッチ」と表現することに驚く声もあるが、キム自身は「光栄」だと思っているそうで、2人の愛はますます加速する一方だ。
リアリティー番組のセレブとしての期待を裏切らず、下世話な話題を振りまき続けているキム。昨年の今頃は、NBA選手クリス・ハンフリーズとの豪華結婚式ネタでメディアから大注目を浴びていたが、クリスとは結婚後わずか72日で離婚を申請。すぐにカニエとの交際を開始し、公共の場で堂々とイチャつくようになった。当初、クリスは結婚詐欺に遭ったかわいそうな男を演じていたため、キムとカニエは白い目で見られていたが、その後、クリス自身も破局後すぐに新たな彼女を作っていたことが発覚。その彼女にキムの悪口を吹き込むという男らしくない行為をしたことでバッシングされ、キムとカニエは祝福されるようになった。
キムは、5月と6月に行われた、カニエとジェイ・Zの『Watch The Throne』ヨーロッパ・ツアーにも同行。ジェイ・Zの妻ビヨンセと良好な関係を築いたり、彼のバックステージに女性が出入りすることを禁止したり、まるでカニエの妻のように振る舞い、離婚が成立したら、婚約・結婚は確定だと伝えられるように。
カニエは7日、Twitterで「キムのことを歌った『パーフェクト・ビッチ』って曲を作ったぜ」とツイート。この曲は、先週末にニューヨークシティのクラブでお披露目されたもので、ネット上では「いくらなんでもビッチはないのでは」という声が上がった。
米紙「Daily News」は、「パーフェクト・ビッチ」について、「パーフェクトな女性を探し続けていたカニエが、どのようにして“パーフェクト・ビッチ”を見つけたのかを歌った曲」だという情報筋の話を紹介。キムだけでなく元カノである元ストリップ・ダンサー、アンバー・ローズのことをも歌った作品だと伝えた。キムもアンバーも、ダイナマイトボディの持ち主として有名だが、それぞれの身体的特徴をうまくとらえたくだりもあるとのこと。なお、この曲は、アメリカで9月4日にリリースする予定であるカニエのニューアルバム『Cruel Summer』に収録される。
普通の女性なら、恋人に“ビッチ”と表現されること、元カノと比べられることに顔をしかめそうだが、米ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、キムは大喜びしているそう。キムは友人に、「この曲はね、たくさんの女性と付き合ってきたけれど、どの女性もパーフェクトじゃなかった、私と出会ったことによりやっとパーフェクトな女性を見つけられたという、そんな内容なの」とうれしそうに説明したとのこと。「光栄だわ。とても気に入ったわ」「ネガティブな意味で“ビッチ”という言葉を使ったわけじゃないって知ってるし」と、うっとりしながら明かしたという。また、彼女の体に関する表現が出てくることも「たいへん満足している」そうだ。
大の犬嫌いなのにパパラッチされる時のアイテムとして「格好がつく」と利用したり、スターダムに押し上げてくれたセックステープは実母の猛プッシュとサポートにより計算された上で流出したものであると報道されるなど、メディアを巧みに利用し続けているキム。Twitterで、カニエにビッチと言われたくらいでは、動じるわけがないということなのだろう。「パーフェクト・ビッチ」によって深まった2人の愛は、果たして成就するのだろうか?