「ViVi」の専属モデル枠をめぐって、エイベックス、スターダストが激怒!
19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた、現在ローラが表紙を飾っている女性誌「ViVi」(講談社)の“不義理”が物議を醸している。無名時代から同誌の専属モデルを務めていたローラだったが、ほぼケンカ別れに近い状態で契約解消になっていたにもかかわらず、8月号で復帰したことが問題になっているようだ。
ローラの専属モデル契約が解消されたのは、今年4月号の時点。しかし、そのわずか4カ月後にカバーモデルとして復帰したことが、ほかの専属モデルを抱えるプロダクション関係者の怒りを買っているのだという。
「文春ではローラと入れ替わりに専属モデルとなった、“ライバル”トリンドル玲奈が引き合いに出されていましたが、そのほかにもスターダストプロモーションの藤井リナ、エイベックス・マネジメントの大石参月、レプロエンタテインメントの紗羅マリーなど、大手プロ所属のタレントがズラリ。この3社は、いまだに講談社に抗議を続けている状態だそうです」(週刊誌記者)
来年には創刊20周年を迎える女性誌が、なぜこうした事態を招いてしまったのか。
「専属モデル契約はギャラをはじめとして、さまざまな優遇を受けられることも事実ですが、競合誌に載ることはNGなど、制約も多く存在します。また、年間12冊発行される『ViVi』の表紙枠は、専属モデルが6回、タレント枠が6回と、おおよそ決まっています。タレント枠では安室奈美恵や浜崎あゆみなど知名度のある女性タレントが起用され、今回のローラもこの枠だった。とはいえ、専属契約で一誌に尽くし続けた各プロダクションからすれば、今回のローラ単独表紙は絶対にありえないこと」(出版関係者)
ローラ自身、専属モデル時代は表紙を飾ったことは一度もなかったため、より反感を買ってしまったのだろう。
「この春に『ViVi』は編集長が交代しているのですが、引き継ぎがうまく行われていなかったことも原因です。ローラを表紙に起用したかったのなら、まずは各専属モデルサイドに事情説明を行うべきだった。雑誌が発売されてからローラの表紙を知った各プロダクションは激怒して当然ですから。今回の件に関して言えば、先に筋を通しておかなかった『ViVi』が悪いでしょうね」(同)
なおローラが同誌との専属契約を打ち切ることになった背景には、所属事務所が強気に出すぎたことも影響しているようだ。しかし今回の騒動に関していえば、ローラは「ViVi」からのオファーを素直に受け入れただけということになる。ほかの専属モデルや各プロダクションから目の敵にされてしまっている現状は、少々気の毒なのかもしれない。